柿の種。
40を過ぎると、慌ただしい余裕のない毎日で、誕生日とか、忘れてしまうし、祝って貰うのも気恥ずかしい気がしていた。
最近、なんだか憂鬱な日々が続いていたのと、
特にそんな時は、自分が大嫌いになるし、外に出るのも億劫で、落ち込んでいた。
そんな昨日、
浮かない気持ちで家の前を散歩していたら、
長年、わたしのダメなとこばかりみせて、いい加減嫌われてるだろうよ、と思い、もう会わないだろうな〜、なんて思っていたわたしの元に、
友達2人が来た。
大好きな(特に息子が)柿の種と、お皿をお誕生日でしょ、って頂いた。
いい歳して、拗ね拗らせていた自分を恥じた。
そして、ありがとうなんて、軽く言えなくて、
せめて、1日1日を、大事に生きる事を目指そうと、心に誓った日だった。
こんなに、言葉にならない日は、そんなにない気がする。