舞台「Little Fandango」感想
久しぶりにちゃんと記録として残しておこうと思って書いてみました。
いつもTwitterで書ける範囲でしか残してなくて、長文で残すのは久しぶりです。
というか、1年以上書いてなかったですね
地方民なので、今回大阪公演を観に行きました。
大阪って公演数が3回しかない。
地方公演はどうしても少なくてなってしまうので、なかなか複数回見にいくのは難しい。
しかもディスグーニーはソワレだと帰りの時間がめちゃくちゃ気になるので。
地方の更に地方住みの辛いところですね。
今回も1回しか観られないのは確定していたので(配信もアーカイブ期間入れても1回全部見終われるかわからなかったので買わなかったです)とにかく目に焼き付ける事を意識しました。
ここから感想です(前置きが長い)
全体の感想というより萩谷マカーティの感想が中心です。
萩谷くん推しなので。
萩谷くん演じるマカーティはクールで無口な一匹狼でどこか人間味にかける人物。
でもそれが段々と色んな人たちと関わる事で人間らしさがみられるようになっていく。その変化が凄く魅力的な人物。
変わっていくきっかけとなるシーンが随所に出てきていて、あっ今!と思える表情や瞳の変化があったように思いました。
ただ、なんせ1回しか観てないので後で振り返っている時に、あの時だよね?と記憶を戻らないといけなくて本当にもう少し観たかったなぁと振り返るたびに思ってしまう。
特にホアニータと出会って惹かれてからは他の周りの人にも心を開いていくようになって、そこの細やかな表情の変化がもう本当に良かった!
ピートの陽気で華やかで少し幼い人物像とは対照的なクールでどことなくダークな雰囲気を纏うマカーティ。
このマカーティで仮面ライダー斬月のアイムの萩谷くんを思い出しました。
どこがどうかって上手く表現はできないんですが、萩谷くんの天性のヒーロー気質が発揮されてるなぁっと。
そういうのって演じることで出せるものとはまた違うもので、私が斬月で萩谷くんを知って好きになったのもそういう所に惹かれたからなんですよね。
だから更にそこがブラッシュアップされた演技が見られたのが良かったなぁとしみじみしました。
あと、最後にみり愛ヘンリーと対面するシーン。ここでのマカーティの表情がとても優しくて泣いてしまいました。完全に父の表情でした。
アクションについても少し。
マカーティのどっしりとした少し重量感のある動き、リアルな殺し合いを想像させる表情も相まって凄く迫力ありました。
そしてとにかく動きが美しい!流れるような滑らかな動き。
普段から所作がとても美しいと思っているので付け焼き刃で出せる美しさではないですね。
凛としていて本当に格好良かったです!
アクションシーンで印象的だったのは萩谷くんとW主演の長妻くん。
動きが軽やかでとにかく華がある!
2次元から飛び出たような抜群のスタイル。それを存分に活かしたアクションシーンは一気に場を華やかにしていて長妻くんの魅力が存分に発揮されてました。
アクションや殺陣の上手い人ってたくさんいますが、そこに華々しさも備えた人はそう多くないからとにかく目を惹きます。
ピートはマカーティとは対照的に陽気なキャラだけど、でも奥に見え隠れする黒い部分があって。
ふとした所でその黒い部分が見える表情の変化なんかも良かったです。
この辺で感想は終わります。
実は書き始めたのは2週間ほど前で、しばらくすっかり忘れていてまた途中から書き始めました。
観てすぐの時の熱量からちょっと冷静になり記憶も少し薄れてきていて、微妙に初めと終わりでテンション違います。
正義と愛と憎しみ。
それぞれの登場人物の中でのそれぞれの正義があって誰目線で観るかで感想も変わってきますね。
本当にいい舞台だったなぁ。