笛吹き男
絡みつくような甘さとその深さ
支配されたあなたは
どうしてもついて行ってしまう
官能的なイランイランは垂れさがるように咲く南国の花
ベチバーはイランイランから続き、地に足を吸いつける
バニラのように甘い樹脂ベンゾイン
どこに向かっているのだろうか
笛の音が聞こえてきて
ハーブの爽やかなマジョラムの香り
『少し息ができるかと思った?でも、甘いでしょう』
耳元で美しい青年たちが囁いた
心配って何だったろう
『ここは楽園だから』
ここはどこだったろう
『心配しないで』
あなたはだあれ
『可愛い君を好きだよ』
もう何も思い出せない
陶酔の甘い甘い香り
イランイラン
熱帯の常緑木
イランイランは花の精油です
その官能的な香りは女性性を高める力も
落ち着かず緊張するタイプ、パニックや緊張状態になりやすい方には
いい安定剤代わりになってくれます
(私自身は普段から落ち着いてるというよりだいぶのんびりタイプで
イランイランを使うともう眠くてたまらないんです
血圧を落ち着かせる作用もあったりします)
甘い香りは夕~夜向きかもしれませんね
香りにも 合う時間 がありますよね