
レーシックではなく、ICLを選んだ理由
2022年2月24日、私はそれほど無い貯金から何とか40万円を出して、ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術を受けた。大学卒業直前というタイミングは、今振り返っても、グッドタイミングだったと思っている。そして、後悔は一欠片もしていない。これまでの人生でいちばん高かったけど、良い使い道だったと思っている。
最近、周りでICLや、レーシックをやる方が増えてきた。私の父や母も、気になってるような素振りを見せている。迷ってる人にとって、実体験は参考になるはず。今日は、なぜレーシックではなくICLをしたのかという話をしていこうと思う。
レーシックにしなかった理由は、大きく4つある。
①若かった。
これは、カウンセリングをしてくれた看護師の方に言われたこと。角膜を削っても、回復力が強いくて角膜が治ってしまい、視力が戻りやすいよ、と言われてしまったのだ。それを抑えるためのオプションを勧められ、それが結局ICLくらいのお金が掛かりそうだった記憶がある。
②15年前にレーシック手術をしたおじとおばの視力が下がっている話を聞いた。
30代の時に手術したと聞いていたので、あまり年齢に関係なく、削った角膜が回復してしまうのだろうと感じたきっかけだ。ICLの場合も、自然と下がる視力は止められないが、レーシックだとそれプラスで角膜回復による視力低下もある。せっかく手術しても、視力どんどん下がるの嫌だなぁと思っていた。
③目が、乾燥しがちだった。
そもそも私がICLをしようと思ったのが、コンタクトを入れた時にすぐ痛くなってしまうのが理由だった。コンタクトを入れてる時は何度も目がゴロゴロして乾燥したので、目薬が手放せなかったのを覚えている。角膜を削るレーシックだとドライアイが加速する可能性があり、視力が良くなっても目薬手放せないのは嫌だなと思っていた。
④時間があった。
大学卒業直前だったので、ほとんど予定がなかった。レーシックのメリットとしては、ICLよりも回復が早いこと。ICLは、手術当日含め、4日間目薬を注す必要があり、次の日も診察が必要だった。かつ、1週間検診、2週間検診、1ヶ月検診、6ヶ月検診、1年検診と何度か病院に通う必要がある。また、最初の1週間はお風呂もままならず、急激に視力が良くなる反動の頭痛でスマホなんて見れたもんじゃなかった。社会人の今手術をしようとすると、有給をとる必要があるレベル。そういう意味でICLはハードルが高いのだが、幸いなことに大学生には関係がなかった。
そんな理由でレーシックではICLを選んだ私だが、最初に書いた通り、三年経った今もやった後悔は全くしていない。
明日のnoteでは、「なぜ後悔が無いのか、ICLの何が良かったのか」についてまとめてみようと思う。
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