1人でロッシーニ風を食べた話
これまで1人で外食したことが、ラーメン店2回くらいしかなかったみかんです。
そんな私が、1人、某俺のイタリアンで、3000円する「牛ヒレ肉とフォアグラのロッシーニ仕立て」を食べてきました。
今日は、その体験談として綴ります。
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某日 朝
昨日の夜に某俺イタリアンの予約を済ませ、就寝…しようとしたが、ワクワクドキドキで眠れず、寝不足の顔で起床。
とはいえ予約は昼過ぎなので、ダラダラと準備。カジュアルな居酒屋なので、服などは特に気にせず。とはいえ、「わたし、1人で食べたくて、選んでここに来てるのよ!」と思えるよう、自分的強気な服装をチョイス。
某日 昼
早めに最寄り駅には着く。色々と寄り道挟みつつ、目的地へ。昼間だけど休日だからか、店内は満員!予約しといて良かった〜とほっと胸を撫で下ろす。
そうして、すぐに2人席へと案内された。小さなテーブルを挟み、椅子とひとつながりのソファ。1人なので、迷わずソファ側に座る。
どうぞどうぞ、の儀礼がないのもおひとり様ならではだなって、思ったりしてた。
ワンドリンク制だったので、悩んでから、「パインジュース」を選択。こってりとしたものには、さっぱりしたパインが合うんじゃないかと考えてた。
こう書いてて、自分が食べ合わせ?で選ぶの珍しいなと思う。この時から、おひとり様ならではの、食だけに向き合う思考が働いていたのかも。
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食べログでメニューは確認済みだけど、ロッシーニが本当にあるかは正直不安だった。なければ仕方ないと思ってたけど、血眼で探してたと思う。メインメニューになくて焦ってたけど、オススメメニューの裏に載っててかなり嬉しかった。
見付けてすぐ、注文へ。
後から気づいたけど、実は、+500円でA5黒毛和牛にランクアップにできるらしかった。
びっくりすることに、全然気づいてなかった。やっぱりちょっと緊張して視野が狭まってたんだろう。
正直、後から「折角ならこっちにすれば良かった」と思ったけど、また次回の楽しみにすればいいなと切り替えました。
ちなみにロッシーニ仕立てしか頼んでないので、30分は手持ち無沙汰だった。
お通しとして、細いクラッカーみたいなのはあったけど、いきなりステーキ(いきなりフォアグラ?)したかったので、1本だけ食べて我慢。
とはいえ元々時間はかかると口コミ調査済みなので、用意してあったエッセイを取り出し、じっくり読んでました。このエッセイが本当に良くて、没入できて、時間も結構直ぐに経ちました。
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そうしてようやく、待ちにまったお目当てが到着。心は歓喜に震えてましたね。
早く食べたい気持ちを抑えて、1人飯記念にとパシャパシャと写真を。
一口食べて、「ああ、幸せだ」と心から思った。夢中で口に運び、気づいたら消えてたし、食事時間は10分もなかったと思うけど、満足感は大きかった。
このときの私は「1人飯いいなぁ〜」としみじみ思っていた。
これが「いただく」ってことだよな、と思ったりもした。
私自身、ご飯にめちゃこだわりがあるわけじゃないからこそ、雑に済ましちゃうことがある。人と喋りながら食べるご飯は、メインがおしゃべりなこともほとんど。
でも、1人飯ならメインは完全に目の前の食事であり、それ以外は目にも耳にも入らない。
こんな贅沢も、こんな食事も、たまにはいいなと思いました。
そもそも1人予約OKで、かつ、単品注文を許してくれる某俺のイタリアンには超感謝です!
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余談ですが。
実は隣の隣に、同じく女性一人の方が座っていました。1人初心者の私としては、すごく心強くて本当に安心した。あの時の方!ありがとうございます!勝手に心の拠り所にしてました。
…来年は、黒毛和牛の方を食べようかしら?
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(おまけ)
道すがらにお花を購入。
ちょっとやってみたかった「なんでもない日にありがとうの花束を贈る」を実践しました。
お母さんは「ええ!?」って言いながらも、表情は優しかったように思う。たまにはこんな親孝行も悪くない。
なぜこんな行動をしだしたかの理由はこちらのnoteでお話してます。▼
普通にいい体験だったけど、慣れないことを2つもしてドキドキしていたせいか、その日の夜もあまり眠れませんでした。。
「人生でやったコトないこと」やりつつ、ダラダラもしつつ、いいバランスでこれからもやっていきたいです!なんかやったらまたnoteにします。
ではまた別のnoteでお会いしましょう!