電子書籍制作、他人をプロデュース編
電子書籍の作り方について解説してきましたが、次は「他人の本」を作る手順を解説します。最近こればっかり取り組んでいるので、少しは参考になれば幸いです。
自分の本を作るのも難しいのですが、他人の本も同様に難しく、クオリティが求められるためプレッシャーも増します。
また、売れることにコミットする必要があります。他人の本を出すからには、売れないと誰も得しません。次は仕事が来なくなります。売れてクオリティの高い本を出すしかないわけです。
とプレッシャーに耐えながら、制作を進めましょう。前置きはこれくらいにして、書籍を代行制作した時、何に気をつければ売れるかを解説していきます。
とりあえず大きいマーケットに移す
まずどんなジャンルの本を出すかを考えます。
売れる本を狙うなら、読者が多くいるマーケットで勝負すべきです。もちろん競合も増えますが、1万人お客さんがいる場所と、10万人いる場所では売上が全然変わってきます。
ニッチな本を作れば部門別ランキング1位は取れやすいですが、売上やロングセラーは期待できません。
amazonでは潜在顧客数を測るツールなるものが無料で利用できます。
→https://ahrefs.com/ja/amazon-keyword-tool
このツールで検索ボリュームを調べられます。検索ボリュームが1万〜10万くらいを狙うのが妥当と言われています。
大きいマーケットはやはり、以下の4つはほぼ外さない
・お金
・健康
・人間関係
・ How to
やはり上の4つはいつの時代でも、多くの需要があるようです。本屋さんに行けばわかりますが、上記の本は本屋に入ってすぐに置かれてたり、特設コーナーが設置されています。
つまり、需要が大きい。例えば、脳科学者が脳のメカニズムの専門的な本を出すのではなく、自己啓発的な「成功する脳みその作り方」なんて本の方が売上は高い。書籍的には前者の方が内容が濃そうだけど、需要が大きいのは後者の方だ。
なので、大きいマーケットを意識して「どんな本にするか」をまずは考えないとダメだ。
次に、失敗しない方法は
失敗しない方法
もうすでに、ファンが沢山いる人の本を作る、以上
他人の本を作る上で、ファンがいない人は結構厳しいです。Kindle出版において、初動は何よりも重要だからです。
最初の新着ランキングで1位を取らないと、2度と取れません。
順番としては、
出版、ファンを使って各ジャンルのランキング1位を取る
⇩
ランキングが高いことで、新規流入が発生する
⇩
クオリティが高いと、読まれて拡散されるので、さらに認知が上がりランキングが維持される
⇩
ベストセラーになる、ファンが増える、リストが増える
このような手順で初動を狙います。なので、ファンがそもそもいないとランキング1位が取れず、泣かず飛ばずの本になります。
ひどい本だと、月に千円も売り上げず、デザイン代もepab費用も回収できず赤字に終わってしまいます。うまくいくにはファンがいる人と関わるべきです。
長くなったので、一旦これで終了します。明日の更新します。
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