いざ農場へ。
バリスタになりたいと思ったものの1年じゃ到底時間がたりない。しかももう既に3ヶ月費やしてしまった。
今もあるのかわからないけれど当時は国が指定された農場で3ヶ月働くともう1年滞在できるvisaが交付される制度があった。
なのでいざ農場へ。どうやらバンダバーグに行けば仕事があるらしいという事でバンダバーグに着いてとりあえず仕事が貰えるバックパッカーズに滞在した。
一室6人。台湾からきたWinnieとAngel。イギリスから来たSaraとMary。ドイツから来たSara.と私。みんないつの間にか仲良くなって晩御飯も一緒に作って食べたり休みの日はお出かけしたりした。
まず最初にやったのがズッキーニピッキング。バケツに沢山詰めて歩合制でお給料がもらえる。ずる賢い人はドデカズッキーニを入れてたけどすぐに見つかってやり直しと言い放たれていた。これがなかなかキツくて3日で辞めることにした。
次にさつまいもの苗植え。これもまたきつい仕事でやたらこき使われる。雇い主に働き手へのリスペクトを感じなかったのでここも1週間で辞める事にした。
最終的にミニトマト工場で働く。4人1組でミニトマトのチェック。夜勤もあって流れるミニトマトが催眠術をかけてくるんだけど互いに起こしあったり話したりしてあっという間に勤務時間が終わってなかなか楽しかった。ここで日数を稼いでいたのだけど
突然の倒産!!!
え?倒産?そんな事あるん?って思ったぐらい。
ここで日数を費やしてばかりいるわけにはいかないのでwwoofという制度に切り替えてみることにした。wwoofとは賃金はもらえないけど労働の対価として寝床と食事が与えられる。
Orangeという地域のオーガニックのワイン農場をみつけたのでバンダバーグを去る事にした。