Lentil as anything.
メルボルンでの生活も慣れはじめた頃。現地の友達が欲しかった私は以前オーストラリアから日本に来て出会ったBen君に相談した。
“メルボルンにはLentil as anything と言うレストランがあってスタッフは全員ボランティア。だから英語が話せなくても大丈夫だよ。”とアドバイスを受けて早速行ってみた。
ビュッフェスタイルでベジタリアン料理がずらりと並ぶ。もちろん珈琲も飲めるしデザートもある。
ここがとても変わっていたのは食事のお代はドネーションスタイル。金額をお客が決めるのだ。料理のクオリティーも高いからお金に困っている人だけじゃなくここが好きで来る人も多い。
ってなわけでスタッフはボランティアで賄われるし食材も寄付などで集められている。
このカフェで衝撃的な出会いをした。
Cil と言うバリスタ。彼女は沢山のドリンクのオーダーを裁きながら全体を見渡してなおかつスタッフにも気を配るスーパーかっこいいバリスタ。
どんなに忙しくても「恵何か飲む?」って。
バリスタってかっこいい仕事だって猛烈に思った瞬間でした。
写真の女の子はマレーシアからオーストラリアに来てオーストラリアでナチュロパシーと言って自然療法や薬草などを使って治療する人。栄養士だった私ととても気が合って仲良くなったKathleen.
ここで働かなかったらCilにもKathleenにも出会わなかったと思うと心からBen君に感謝だ。