個人的ファジ歴代ベストイレブン
先日、ファジラボにて「ファジアーノ歴代ベストイレブン」という記事が上がっていて、とても面白かったので自分も選んでみた。
選考基準・自分が生でプレーを見たことがあり、印象に残っていること(自分がファジを見始めたのは2012年から)
GK 中林洋次
一森と迷ったが、中林を選んだ。自分が見始めたときの守護神であったこともあるが、何よりもダイナミックなセーブがとても印象に残っている。プレーオフ決勝での山口蛍のシュートを止めたシーンは鳥肌が立った。まさに神林。
DF 岩政大樹
元代表にして、ファジに勝ちへの執念を植え付けた(燃え上がらせた?)闘将。圧倒的な空中戦の強さ、強烈なリーダーシップ、そして計算された駆け引きと、トップレベルのDFとは何たるかを身をもって体現していた。余談ですが、僕は高校サッカー部で先輩から35番を強奪したぐらい岩政先生にあこがれていました。
DF 加地亮
同じく元代表。パワフルだった岩政とは対照的に、堅実なプレーヤーで基礎技術が高く、スライディングやクロスなどは非常にハイレベルだった。特筆すべきはクロスの予備動作の小ささで、対峙した相手にコースを切られていても少しずらして正確なクロスを入れることができた。さらにピッチの外ではいつもにこにこしていて、みんなから愛されていたと思う。ピッチ内外でとても印象に残っている。あとカジカフェ行ってみたい。
MF 喜山康平
今まで見たことのあるなかではずば抜けて知的なプレーヤー。危機察知能力がずば抜けて高い。テレビやスタンドから見て、このスペース使われたら危ないな、というところを確実に埋めてくれる。黒子的な立ち回りが好き。
MF 矢島慎也
リオ代表。加入当初はいわゆる王様で、出場機会は多くなかったものの、魔改造されて走れる司令塔へと進化した。強烈なミドルもあり、見ていてわくわくさせてくれた。また、ファジやリオ代表での勝負所でゴールを決めることも多く、記憶に残る選手。
MF 上田康太
ファジアーノ史上最高のプレースキッカー。2014年にレンタルで加入し、獅子奮迅の活躍を見せたあと、2018年に完全移籍で帰ってきた。本当にキックがうまく、去年の逆転勝ちした鹿児島戦(生観戦)での同点フリーキックは思い出しただけで涙が出るほど。できることなら最後までファジにいてほしい。
FW 片山瑛一
自分のサッカー人生を変えるきっかけになったプレーヤー。世界レベルのロングスローは初めて見たとき衝撃的だった。さらにFWもDFもできて、体も強く、武器の塊みたいな選手。その姿を見て、ロングスロー投げたい!と思って練習した人は多いのではないだろうか。(自分もその一人)
FW 川又堅碁
自分がファジにはまったきっかけ。得点を奪うことに関しては、自分が見た中では一番うまい。競り合いに強く、見ていて気持ちいいゴールが多かった。多分あの時川又のゴールを見なければ、ここまでファジにハマることはなかった気がする。川又が代表デビューしたときは滅茶苦茶感動した。
FW 仲間隼斗
圧倒的な”個”。加入直後の退場からインパクトが大きかった。あの時はどうなることかと思っていたけど、そこからぐんぐん伸びた。讃岐時代は打ち上げまくっていたシュートが枠に飛ぶようになり、突破力はリーグ屈指。ガツガツした守備もあり、気づけばみんなから愛されるドリブラーになっていた。レイソルで活躍して代表までいってほしい。
FW 豊川雄太
サッカーの実力のみならず、笑顔も印象的だったストライカー。ゴールの型がかなり多彩だった。ピッチ外では加地さんと並ぶほどのムードメーカーで、思い返す限りではずっとニコニコしていた気がする。一番驚いたのは、レンタルが終わった後。まさかの海外挑戦!だけでも驚いたが、まさか移籍したシーズンの最終節、途中出場の時点で三点リードを奪わないと降格という絶望的な状況からハットトリックと1アシストという意味わからないレベルの活躍でチームを救ったことには本当に驚いた。
FW 押谷祐樹
めっちゃ走る系ストライカー。プレーオフ進出したシーズンを含め、毎年10点前後確実に取ってくれた。さらに、ゴールだけでなく、前線からの鬼のようなプレスも印象的。たらればではあるが、もしあの雨降り頻る大阪の地にいてくれたなら、あるいはファジの歴史が変わっていたかもしれない。そのくらいファジへの貢献度は高かった。
こんな感じのイレブンに。ちなみに僕は3-5-2時代のファジがなんだかんだ好き。皆さんもこの自粛期間、ファジ(あるいは自分の推しチーム)の歴代イレブンを考えてみては?