オブシディアン・ロードがもたらしたもの(3) -中部高地の縄文時代-
約5000年前の縄文時代のお話。
中部高地から黒曜石と共に運ばれたもの、
土器や土偶…そして「物語」
土器で伝えられた物語縄文時代の中期頃、その文化は次第に華やかになり、日本各地で豊か造形や様々な文様のある土器が多く作られるようになりました。
簡素な面を美しく飾るためにつけられた文様は「装飾性文様」と呼ばれ、草の縄や木の棒、貝、鳥の羽の骨などを道具にして、押し付ける・転がす・傷付ける・さすなどの工夫で様々な文様が生まれました。
縄でつけられた文様・縄文〟は縄文土器の名称