4.GOAL設定のポイント
前回「3.人生を変えるためのGOAL設定」について解説していきました。
今回は、前回の内容を踏まえたうえで、GOAL設定の際に最も重要な観点をお伝えします。
エフィカシーが高い領域でGOAL設定をする
GOAL設定のポイントの結論は、エフィカシーが高い領域でGOAL設定をすることです。
これは、現状の外側のGOAL設定をするうえで絶対に忘れてはいけないことです。
以前の記事「1.コーチングとは何ぞや」にてエフィカシーの概要を書いていますが、ざっくりいうと「私ならできる」というやれちゃう気のこと。
例えば、炎タイプのポケモン”リザードン”がいますよね。
リザードンが「海の中で頑張ります」と言ったら、能力を発揮できないイメージつきますよね。
自分の能力が発揮できないとエフィカシーが下がり、「苦しい」「何かが違う」「やりたくない」そういった感情に陥りやすいです。
そのため、自分のエフィカシーが高い領域=能力を発揮できる領域でGOAL設定する必要があります。
社会的地位が高いから~、カッコ良いからコンサル、稼げそうだからエンジニアなど、承認欲求や憧れは無視しましょう。
エフィカシーが高い領域とは
エフィカシーが高い領域は、人によって異なります。
この領域を特定するのもコーチの役割ですが、エフィカシーが高い領域を特定する観点3つをざっくりと説明します。
※コーチの役割については今後解説していきます
Want to
want toとは、その人特有の強い欲求のことです。
人間には食欲、性欲、睡眠欲の三大欲求がありますが、それと同じくらい強烈なその人なりの欲求があります。
ヒントとしては「時間を忘れてやってしまう」「頼まれてもないのにやってしまう」「止められてもやってしまう」などのこと。
他にも、「イライラしてしまう」「おかしい、不思議と言われる」こともWant toに結びついている可能性が高いです。
私でいうと、このようにnoteを更新している(人に伝える)ことが頼まれていもいないのにやっちゃってるwant toになります。
能力
能力は、want toを満たすためにやっている動作・行動のこと。
私の場合であれば、伝えるためにやっている、情報収集や分析、文章をまとめることなどがこれに当たります。
自己機能
自己機能とは、want toや能力由来で自己の機能を定義したものになります。
want toを満たした結果、過去・現在どんな役に立ってきたかをイメージし、動詞ベースで自分の職業を名付けると良いでしょう。
私であれば、伝えることで選択肢を広げて人にきっかけを与えてきたので、「人生の幅を広げてきっかけを与える人」などです。
まとめ
GOAL設定は、エフィカシーが高い領域で行うことが重要。
エフィカシーが高い領域とは、Want to、能力、自己機能に由来している領域のこと。
Want to、能力、自己機能とは、以下の通り。
次回は、「5.GOAL設定とセットですべきこと」について解説します。
次回も読んでいただけると嬉しいです。