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自分にきびしい|わたしの性質から学んだこと
11月は在宅ワークで数万円稼げた。
そしたら、今月はこれ以上頑張って稼がなくてもいいかなと思った。
この記事でも話したのだが、わたしには
「正社員になって、たくさん稼がないといけない」という思い込みがあった。
だから、在宅ワークでも月に十数万稼がなければと思っていて、思うように稼げないことに対してイライラしていた。
だけど
「わたしはそんなに働きたくなくて、5万円~10万円扶養内の範囲で稼げればそれで幸せ。
稼ぐことよりも、自分に向き合って精神的に豊かになるために勉強したり、夫のために家事をしっかりこなすことに時間を使いたい。
夫と楽しく暮らせたらそれでいい」
と潜在意識では思っていることに気が付いた。
「他の人みたいにわたしも稼げるようにならなきゃ」
「他の人はもっと成長速度が速くてどんどん案件を取っているんだから、わたしも負けないように頑張らなきゃ」
といつも他人とじぶんを比べて、
「自分はぜんぜんダメだ。もっと努力しなければ」
と思っていたけど、
こころの中では稼ぐことに対してそれほど関心がなかった。
それよりも、わたしが仕事に求めていることは次のようなものだった。
精神的に成長したい
こころから尊敬できる人や仲間に出会いたい
この人のおかげで成長できたと思えるような恩師に出会いたい
こちらの方がわたしにとって大事だと気づいた。
「潜在意識ではたくさん稼ぐことに興味がない」ということに気づいてしまってから、それが認めてしまうのが怖い。
わたしのなかでは、稼ぐこと=人として価値があるという思い込みがまだまだ強くて、
「たくさん稼ぎたくない」と認めてしまったら、怠け者になってしまうんじゃないかと不安に感じる。
ほんとうはもっと頑張らなきゃいけないんじゃないかという葛藤がある。
そこで、夫に「わたしは怠け者なのではないか」
と相談したら
「家事の時間も入れて、1日7~8時間くらい働いているんだから、怠け者じゃないよ。
怠け者っていうのは、1日中ゴロゴロしてて、家事や仕事を何もしていない人のことだよ。
きみが家事を全部やってくれるから、俺は家事をしなくて済んでるんだよ。
仕事4時間、家事4時間やってくれているんだからそれでいいんだよ」
と言われた。
どうやらわたしは本当の怠け者ではないらしい。
わたしをやしなってくれている夫がそういってくれるのだから、わたしは自分のことを頑張っていると認めてもいいんじゃないか。
やっぱりわたしは自分にきびしすぎるのかなと思ったので、そのことも旦那に聞いてみた。
「自分にきびしいんだと思うよ。
だけど、そのぶん他のひとよりも成長スピードが速いんだよ」
と言われた。
「自分にきびしい」というわたしの性質は、いい面もあればわるい面もある。
わたしはそのことに気づいていなかった。
いい面👉成長速度が速い。
現状に満足しない。
つねに足りないところを分析して、
成長するためにストイックに努力することを日々欠かさない。
わるい面👉自分にきびしすぎて生きるのがしんどい。
(自分を追い込みすぎた結果、適応障害になった)
自分の成長を認められない。
他人にもきびしく、自分と同じように努力することを求める。
成長しても、自分に満足できない。
自分の性質は、いい面もあればわるい面もあると学んだ。
わたしは日頃からわるい面ばかりに目が行きがちなので、わるい面ばかりに注目するのではなく、いい面にも注目するように心がけたい。
”成長”について、ふと中学のころのエピソードを思いだした。
親友が違う中学校に転校してしまった。
その子は親が離婚して違う学校に行ったけど、環境に適応するために努力しているのがわかった。
短い期間ですごく成長していると感じた。
その一方でわたしは、小学生から中学生になり、環境ががらりと変化したことに、自分の内面が付いていけなくなった。
「親友に比べて、わたしは全然成長できていない」とくやしくて泣いたことがあった。
それくらいわたしにとって、”成長すること”がとても大事だということを思い出した。
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