HSPあるある
こんばんは。週末の夜、いかがお過ごしでしょうか?
私は先ほどまで偶然流れていたテレビ番組「世界一受けたい授業」に釘付けになり、涙が止まらず、なんとも言えない苦しい気持ちに今も駆られています。今宵は暗い夢を見ることになりそうです。
イスラム国から拘束され突如日常生活を奪われ、生き地獄生活を強いられたデンマーク人のダニエルさんの生々しい経験話でした。その実話をもとにした映画が現在放映されているそうです。あまりに興味深いので、観たい気持ちも山々ですが、私はそういった類いのものは心に受ける刺激が大きすぎて目が眩んでしまうので、やめておきます。
ダニエルさんの話に深く共感しすぎて苦しくて、実際に自分がその状況になったらどうだろうか、となぜか自分と重ね合わせて不安になり、遠いところでもそのように残酷なリアルが起こっているという事実が受け止めきれず、、
上手く言い表せられない何か漠然とした「生きることへの恐ろしさ」に似たようなものも感じ、全てが渦巻いてダメージを受け、久しぶりに泣いてしまいました。
話は変わりますが、
「恋空」
「一リットルの涙」
「美丘」
素晴らしい作品なのですが、私はこの三つのドラマが、今まで観た中で忘れられないほど、とても苦手でした。このドラマを観たことがある方はお分かりでしょうが、ドラマの中で大切な人が亡くなってしまいます。ドラマに入り込み共感し苦しくて苦しくて…。そして観た後は家族が病気になることなどを想像し、怖くて泣いてしまいました。
人や動物の死に関わること、命に関わる病気、事件などの悲劇
この類のものに触れると、この歳になっても苦しくて怖くて、不安で、とっても苦手です。
この怖いというのは映像が怖いのではなく、
観た後に
自分にも何か起こるかもしれない
自分や身の回りの人が危険に晒されるかもしれない
と、いつもそのドラマや映画の内容を自分のリアルの生活に重ね合わせて大きな不安感に襲われ、「怖い」と思うのです。夜眠れなくなるほど、急に外も歩けなくなるほどです。これは冗談でなく深刻な話です。
明るく生きるために今はなるべく触れないように避けて過ごしています。
私はHSPだとお伝えした記事がありました。もしその記事をまだ読まれていない方は、そちらの方から読んで頂けると嬉しいです。
上に述べたことはその気質が故に起こることかもしれません。
HSPと一概に言っても人それぞれ特徴は違います。私の特徴の一つとして
□命や死に関する話が極端に苦手
という項目が挙げられるのかもしれません。
今日の記事では私自身が思う私のHSPのもっと具体的実生活あるあるをいくつか挙げたいと思います。
音が苦手、とかそういう一般的なことは以前の記事に既に書いたので、今日はより私の実生活に基づいた、生々しい事柄を発信していきたいと思います。
□ラインが苦手
これには、いろんな背景があります。が、とにかくラインは私は遠距離の恋人をのぞいて、必要最低限の連絡ツールとして使っています。
やり取りするのが苦手です。嫌いなのではありません。「下手くそ」なのです。
もちろん、メッセージを受け取ると嬉しい気持ちになりますが、毎回返信に凄まじく考え込んでしまいます。(あんまり普段連絡を取り合わない相手とだと特に)
いつも、
「これだけ送ったら相手がなんて返すか困るかな。。それなら返しやすい疑問形を付け加えよう。あーでも長すぎてめんどくさいって思われるかな、この文章は省こう。絵文字はこれだとよそよそしいかな。絵文字なしがいいかな、いやでもそしたらちょっとこわい印象を与えてしまうかな。。」
こんな感じで毎回毎回考えすぎるし、終わり方を見失ってしまうことがあります。相手が返信に困らないようにと私から疑問形ばかり送ってしまい、質問責めのようになってしまうこともあります。返信を考えすぎるために後回しになってしまい、最終的に返信し忘れることもしばしば。
ラインは本当にいまだに下手くそです。短文のやり取りをたわいもなく続けられる人々が羨ましい。。
そしてそれ以上に苦手なのが「グループライン」
私の発言に既読が増えるのが怖くてたまりません。誰かが返信をくれるまで、既読数を何回もチェックしてしまいます。
なのに、誰か友達がグループラインで発言していて、他の人が返信していないと
「返信しなければ!!」
とものすごい責任を感じ、返信しては結局私の苦手な
「私の発言にてトークが終わる」
状態になってしまいます。
ラインについてもう一つ。共感してくれる人いるかな。。
複数人のトークで、他のメンバーが退出して取り残されていることに気づいた瞬間にものすごい不安感を感じます。慌てて瞬間で自分も退出します。何とも言えない恐怖感に襲われるのです。。この気持ちを分かってくれる人に今まで一度も出会ったことがないけれど、、本当に言葉にできない苦しさに駆られてしまいます。
□SNSにコメントする前にまず絶対に「いいね」する
コメントする=投稿を見た
ことを示しているのに「いいね」しないのは相手に不快を与えてしまうのではないか。。と考えてしまいます。考えすぎか
□他人同士のアイコンタクトでの意思疎通を勝手に理解してしまう
□人が些細な嘘をついた瞬間がすぐわかる
□ニキビ、かさぶた、爪の変形などは一日中ずっと触っている
だからニキビはかさぶたになって一向に治りません。。
□夜お腹や枕にあたる耳の脈動が気になって眠れない
この症状が不快すぎて、睡眠障害となり、日常生活に支障がで始めたので、この間循環器科/内科にかかったのですが、改善策はないと鼻で笑われました。。
□コミュニケーションに笑顔がない人、反応がない人とはなかなか関係を縮められない
□外国籍の人とのコミュニケーションにとんでもない気楽さを感じる
そして最後に私の一番克服したい厄介な特徴がこれです。
□午後に予定がある日はそれまでの時間を無駄にする
本当は勉強、読書、趣味などしたいことは山ほどあって、1日を有意義に過ごしたいと思っているのに、私は、一日オフの日か、予定が早く終わる日しか、有意義に時間を過ごすことができません。
予定を控えている間は何も手がつかないのです。これは、この気質に当てはまる人でないと、本当に理解不能な領域かもしれません。親に普段このことでよく呆れられたり叱られたりします。私自身もやりたいことはあるのに、やれない自分に腹立たしさを感じ、自己嫌悪に陥ることがしばしばあり、とても不快でならない特徴の一つです。
夕方からバイト、などの日は最悪です。それまでの時間はいつも無駄にしてしまいます。理由はわかりません。何をしてもどこか落ち着かなくて、ムズムズした気持ちで、すぐに気が散ってしまうのです。自分の中のタイムリミットのようなものが刻一刻と迫ってくる感じが苦手でたまらないのです。
これは、私的に嫌なことからの逃避の気持ちなどではありません。仮に、友達との遊びなど楽しい予定が入っている場合も同じです。
だから私は、何かすることがある日は、朝早く起きて予定がある場所の(バイトの日はバイト先の)近くのカフェなどにいくようにしています。そうすれば、必然的にバイトの時間まではそこで時間を潰すしか方法がなくなるため、やることが進むのです。こうまでしないと私は決まって時間を無駄に流してしまいます。
以前の記事では私がいかに生きづらさを感じて生きているかをお伝えしました。ここに書いたことは私の人とちょっと違った特質のほんの一部にも満たない程度で、私は日頃から、考え込む場面、悩む場面、が人一倍多いだけでなく、生きる上での言動領域も自然と狭まっているのを実感する日々です。こんな自分は生まれ変わるべきだなんて思ってしまうこともあって、自分のことが嫌いでたまらないこともあって、
□自己肯定感は基本的に低い
ですね。でも、既に前の記事で述べたとおり、こんな私だからこそできる生き方をしてみようかと思います。そして、一人でも誰かの孤独な気持ちを分かってあげられる存在になれればな、と。
今日は寝る前にこんな内容を綴っているものだから、あれこれ考えて眠れない夜になりそう。素敵な日曜日をお過ごしください。おやすみなさい。
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