おすすめの自己啓発本を読んで何が深まったか。
私の最近読んだおすすめの自己啓発本を紹介していきたいと思います。
いくつかあるのですが、まずは、「未来の年表」をご紹介します。
(自己啓発本というより、分類的には新書なのですが・・・。)
内容を簡単にお伝えしますと、
人口が減ると将来どんなことが起こるのかが書いてあります。
例えば、以下に一例を載せます。
・2027年には輸血用血液がたりなくなって、
病院に運ばれても助かるかわからなくなる
・2030年には百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える(顧客がいないから)
2033年には全国の3戸に1戸は空き家になる。
→街の景観が崩れ治安悪化につながる。
・2040年には自治体の半数が消滅、
など人口が減ることで今まで当たり前だったことがそうではなくなるのです。
ぞっとしますよね。。
今からだとなかなか想像できなさそうですが、実際、人手不足でこれまで送料無料だったものがそうでなくなったり、今までより郵便の届く日数が遅くなったりと少しずつ影響が出ているな、と感じることが多くなりました。皆さんもそう思うことはありませんか?
これから、今までの当たり前がそうでなくなることも増えていくのでしょうね。
そんな気づきや危機感を感じさせてくれる1冊なのです。
でも事前にこうやって、知らせてくれてありがたいですね。
対策も立てやすい!(個人で対策できるレベルの話ではないが、個人でもコツコツ動くと何かが変わるはず)
いろんな社会課題が書いてある中で、
1コくらいは自分に関心のあるものがあると思うんです。
地方の景観が損われるのはどうでもいいけど、病院に行って助からないのは
困る・・・・とか。
人によってそれぞれ関心がある分野があるかなと。
人口が減ることで今までの生活に変化か起こるので
何かしら刺さる部分があるのかなと思います。
・そもそもなぜ社会課題(問題)に関心を持ったのか
本の内容とは全然関係ないのですが、社会問題に関心を持ち始めたきっかけについてお話します。
私は普段ファイナンシャルプランナーとしてお仕事をしています。
その中で、資産形成の話をすることも結構あります。むしろ最近は、資産形成などに関心が高い人が多くなった気がします。
どこにお金を置いていたら(投資をしたら)よいかという感じの話です。
投資というのは、これから「成長していくところにお金を置いておくこと」を言うので、当然どこが成長するのか、ということを話していきます。
経済成長の主な要因の1つに、人口の増加があります。人口が増えていく国は発展していきます。
日本も高度経済成長期からバブル崩壊(正確には2004年くらい)までは人口増加してきましたがそれ以降は減少傾向で、最近は過去最低の出生率をたたき出したほどです。
そんな観点から、投資をするなら日本ではなくこれからも人口が増えていく海外にした方がいいですよね、ということをよく言ったりします。
自分の国が成長しないといってるようで悲しい気持ちになります。
仕事上でこういうことを知っていたからこそ
「未来の年表」で興味が増したのかもしれません。
なので、そもそも日本の経済のことや投資などについての知識などが少しでもあった方が興味が持てるかもしれないので、
そのための本も紹介しておきます!
奥野一成さんの
①「先生、お金もちになるにはどうしたらいいですか」
②「投資家の思考法」
です。
①は子供むけ(中学生くらいかな)なので金融知識が少ない方でもすんなり入ってくる内容でわかりやすかったです。お金はありがとうのしるし(言い回しは違うかも)というのが印象的で、お金を稼ぐこは、イコール社会にとって良いことをしたことなんだな、ということが発見でした。
どちらからでもよいですが、どちらも自分が住んでる国について考えるきっかけにはなると思うので、おすすめです。
国という単位だとデカすぎますが、自分の仕事が社会のどういうところに役に立っていたり、影響があるのか、ということも俯瞰して見れる気がします。
今の仕事がほんとにやりたいことなのかな?とか転職を考えてる人にも
気づきをあたえてくれる1冊になるのではないかなと思います。
ぜひいろんな人に読んでみてもらいたいです。