ハック思考
今回は先日読んだ本のアウトプットをしていこうと思います!
今回読んだのは、元リクルートで現在「Kaizen Platform」を経営している須藤憲司さんが書かれた著書『ハック思考』です。
この本で書かれている結論は、
①人と違う視点をもち、法則を見つけ出し②そのスキマに介入せよ
ということです。
観察→考察→推察→洞察
この順序で物を考え、真の因果関係を見つけ出すこと。これが世界をハックする方法です。
その具体的な事例、方法がこの本では主に紹介されています。
例えば、何かものを売る際、最も必要な考えは何だと思いますか?
それは、
顧客にとっての一等地を取ること。
すなわち一番人の目や時間が集まる場所を確保することです。
4Pと言うマーケティングのフレームワークがありますが、最も重要なのは
Place=場所
です。この場所をいかにとっていくか。これを考えるのがビジネスだとおっしゃっています。
人と違う法則を見つけるには
①実体験や過去の事例で似たような事例はなかったか。
そしてそのスキマに介入するには
②どのタイミングでハックすればパフォーマンスが最大化するか。
これを考えることが大切です。
これからのVUCA時代、必要なのは知識ではなく、
知恵
です。
いかに目の前の事象を人と違う視点で捉え、新たな思考を生み出せるか。
ただ詰めこんだ知識だけではなく、経験や知恵を持っている人こそ真のビジネスマンになるのだと思います。
お読みいただきありがとうございました!