⑧病院決定
さて、病院をどうするか。
セカンドオピニオンをお願いした病院へ行った翌日の4月8日、今までの病院へ診察日だったため来院。
本来ならそこで手術に向けての話があるはずだったのだが。
まだ病院を決めかねている旨を話し、セカンドオピニオンをお願いした病院から預かってきた手紙を渡した。
そこで気になっていた症状を聞いてみる。
「ずっと息苦しいような感じがするんです、左の背中側が痛いというか。」
去年の健康診断で高血圧で引っかかり、循環器内科を受診していたので、ひょっとしてそっちでなんか良くないのかな、と心配になっていた。
手術をするなら心臓とか、高血圧とか、関係するだろうし。
主治医のおじいちゃん先生は以前のカルテを見ながら
「どのあたり?この辺?」
と私を後ろ向きにして背中を押した。
「うーん、筋肉痛じゃない?運動しなきゃね」
多分このセリフで私は転院を決意したんだと思う(笑)
ストレスかな、とも思ったんだけど、筋肉痛ってwww
ここで信頼度ダウン。
ごめんね、おじいちゃん先生。
すごくいい先生だと思うけど、私の体は預けられないよ。
さて。
セカンドオピニオンをお願いした病院に転院するため、何が必要か病院へ連絡して聞く。
なんとまた紹介状が必要!!!
何回出すんだよ。
前回はセカンドオピニオンをお願いするための紹介状。
今回は転院するための紹介状。
あー、もうめんどくさ。
てか、病気なのに、コロナも流行ってるのに、何回も病院行きたくないんですけど!!!
って言っても従うしかないけども。
その他、組織診した原本が必要だという。
そのプレパラートを借りるにはどうしたらいいか聞くと、患者には渡せないので直接病院に郵送します、とのこと。
私の体の情報ではあるが病院のもの。
再度紹介状とプレパラートの郵送をお願いし、セカンドオピニオンをお願いした病院へ診察日の予約を入れた。
とにかく何でもかんでも1回で終わらないことでイライラしたり不安になったり、なんだかもう心が疲弊。
4月21日、改めて今後お世話になる病院へ。
この日は診察の他に、マンモ、エコー、採血、レントゲン、心電図。
朝イチで行ったけど、1日かかった。
心電図は、寝てる状態と走った状態とを図るもの。
トレーニングで使うランニングマシーンみたいなので1分間走らされたんだけど、これがめっちゃくちゃきつかった!
看護師さんがここまで上げてキープして走って、みたいに言うんだけど、なかなかそこに到達しない。
運動会のお父さん状態(昔は走れたんだよー的な)でヘロヘロ。
今日1日の検査結果が出るのが来月。
ゴールデンウィークがあったため、診察日は5月13日に。
3月半ばに精密検査になり、4月に乳がん発覚、そして5月。
まだ手術が決まらない。
早く決まってほしい気持ちと、このままでいたい気持ちとを抱え、毎日がぼんやり過ぎていった。