Δ4 深呼吸の仕方
瞑想やリラックスをする時に必ず言われる深呼吸。
何度トライしても、毎回上手くいきません。
私は呼吸が極端に浅いらしく、ビデオや音声のガイダンスに従って深呼吸をしようとしても全く上手く合わせられないのです。
それどころか、長く細く吐こうとして緊張し、深く吸い込もうとして苦しいのを我慢し、リラックスとは程遠い状態になります。
恐らく生真面目な優等生タイプの性格が「ちゃんとしなきゃ」「正しいやり方でやらなきゃ」「出来るようにならなきゃ!」
じゃないと瞑想のスタート地点にも立てない!!!
と自分の体を不自然にコントロールしようとして、全く上手くいかない状態に追いやってしまうのです。
何年もそんな状態なのですが、実はつい最近まで深い呼吸をすることがこんなに苦になっていることにすら気づいていませんでした。
単純に、あぁまた上手に出来ないなあ と頭の片隅で思っていました。
数日前に車で出勤中、瞑想の音声を聴きながらいつものようにできない深呼吸をしていたところ
素晴らしい体験をする事ができたと同時に、自分の深呼吸のやり方を発見!
リラックスしながら、同時に運転に集中していたおかげでいつの間にかデルタと繋がった状態だったのです。
深呼吸が苦手な人はぜひ参考にしてみて下さい。
Δは私に息を追う事を促しました。
呼吸が浅かろうが、下手くそだろうが、リズムが掴めなかろうが、生きている以上私は呼吸を絶対にしています
まずはその出入りを優しく見守るように、感じます。
鼻と喉の境目が少しひんやりとしたので、息を吸っているのが分かりました
お腹が少し硬くなって膨らみ、次に再び鼻と喉の境目を息が通り過ぎます
今度はひんやりしていません。温まった息が出ていったのです。
それでいいのだと分かりました
なぜならガイダンス通りに深呼吸をしていた時に感じていた、喉や肺、お腹周りの筋肉、身体中のあちこちが緊張している状態を思い出したからです。
今やった自然な浅い呼吸は、私の体のどこも責めることなく穏やかに起こっていました。
これが私のリズムなのであれば、これで良いのだ。
この呼吸がΔであり私のソースエネルギーの自然な流れなのだと分かりました。
そして
驚いたことに吸った息から「喜び」のようなものを感じたのです。
息が、体に入ってきた空気が、まるで震えるように喜んで体の中に広がっていったのです。そしてそれは私の肉体への感謝だと分かりました。
そして吐いた時、息が興味津々な雰囲気で拡散していきました。
息が、です。
無数の意識がまるで公園にワッと喜び勇んで散っていく幼稚園児のようなエネルギーを振り撒いたように感じました。
思いがけない出勤中の出来事に感動する間も無く、次の瞬間私はとてもリラックスした大きな深呼吸をしていました。
冷えた朝の空気を吸い込んで、心地よく吐き出す と言う事を複数回繰り返した後、呼吸は元の浅い、していることにすら気付くのが難しい私の呼吸に戻っていきました。
瞑想時の深呼吸って、多分自分でやろうとしてやるものではないのです。
瞑想をしてソースと繋がる時に、勝手に起こるものなのです。
深呼吸が苦手な人はまず自分の自然な呼吸に意識を向けてみて下さい、そしてそれを優しく見守って下さい。
呼吸のリズムを変えようとせず、おこるがままにしてみて下さい。
それがあなたのソースと繋がる一番簡単な方法です。