意識したらある意味負け

生きてるとさ、
「こうなりたくない」って理想が出てくる。

例えば、
貯金がなくなってその日暮らしになりたくない
とか
浮気されたくない
とか
親のようになりたくない
とかとか....。

でもそういう意識が芽生えた瞬間から
実はもうそうなるような世界に
片足一歩突っ込んじゃってる。

「なりたくない」って恐怖は
どんどん大きくなってって
気がつくのもうその世界に入り込んで
沼に浸りきって現実になってしまう。

なんでか分かんないけど、
そういう思いがそういう現実を
創り出していくってことに、
この世はそういう創りになってるんだっていうことに氣がついた。

じゃあ逆に
「お金持ちになりたい」
「いつまでも仲睦まじい関係でいたい」
「素敵な人になりたい」
って思えばいいのか？と問われると
実はそれも違うと思う。

どうしたらいいのかって
それはきっと
「お金がなくなってもいい」
「浮気されてもいい」
「親のような人になってもいい」
って思うことが本当はいちばん
大切なことなんだって思えてきた。

そうなった時はなったで
なんとかなるもん。

そういう創りになってるのがこの世だから。

「なりたくない」は
なりたくない現実を引き寄せて、
「まぁ、なってもいいか」は
自分の心と体に負担をかけないように
予期せぬ形で頭では考えもつかないような
現実を引き寄せてスイスイ進んでゆく。

なんでか分からないけど
この世ってそういうもんなんだって。

それでもまだ「なりたくない」って思うなら
なんで「なりたくない」って
そんな強く思うのかってところを
見ていくとまた予期せぬ答えが
どこかから帰ってくるだろう。