ピルについて
飲み始めたら生理痛がグッと和らいだ話
ホリエモンの公約で話題ですね。
飲み始めるまではなかなか勇気が出なかったけど、
色々な経験談を読んだり聞いたりして決断できたから、私も記録として残しておく。
医学的知識は皆無なのでこのnoteを丸飲みせず、
産婦人科学会や製薬会社のサイトなどできちんと調べてほしい。
主観of主観の記録。
①生理とは
②ピルとは
③生理のつらさ
④私が感じた効果
①生理とは
女性の体は妊娠できるようになっていて、ホルモンが作用して毎月その準備が行われる。
その際、子宮の内壁が厚くなるのだが、必要なくなれば排出される。
その一連の働きに伴い、苦痛が生じる。
②ピルとは
ホルモンの働きを制御することにより、妊娠の準備を抑える薬。
色々な種類があるが、私のは3週間毎日飲み続けて、4週目に軽い生理がくるもの。
ホルモンの働きを制御するので、人によっては肌荒れが良くなる場合もある。
妊娠の準備を抑えるので、99%以上の避妊効果がある。
子宮内膜症の発症を抑える効果もあると言われている。
一方、血栓ができやすくなるなどの副作用も多い。
保険適用のもので毎月1,000円〜3,000円くらいの費用がかかる。
③生理のつらさ
人それぞれだと思うが、自分の場合は生理前1週間くらいから以下の症状が現れる。
▲で示したのは生理が始まると更にキツくなるもの。
△倦怠感
▲下腹部の痛み
▲下腹部にズッシリとした重さ
△精神的な落ち込み
▲腰痛
▲貧血
▲異様な眠気
△食欲増進
▲股の痒み
などなど。
その月によって程度は異なり、全てが毎月フルパワーで襲ってくるわけではない。
腰痛は貧血は体質の要因も大きいと思う。
産婦人科で問診や内診をした結果、私は月経困難症と診断された。
④私が感じた効果
さほど改善しなかった項目もあるが、総合的に判断すれば楽になったと言える。
経血は1/7くらいに激減した。
上に挙げたもののうち、
とても軽くなったものを◎、
やや軽くなったものを○、
変わらなかったものを✕とする。
△→○倦怠感
▲→◎下腹部の痛み
▲→◎下腹部にズッシリとした重さ
△→✕精神的な落ち込み
▲→✕腰痛
▲→○貧血
▲→○異様な眠気
△→◎食欲増進
▲→○股の痒み
10年以上もの間、
生理のつらさとか痛みとかは、人と単純に比較することができないし、
こういうものを抱えて生きるのが性別によって定められた運命だと思ってきた。
けれどこうして少しでも楽になったことを考えれば、
ピルを飲み始めて良かったなと思える。
始める前に収集していた体験談の中には「もっと早く始めればよかった」という意見も多くあった。
その他には以下のような意見も目にした。
・欧米では初潮が来たらすぐ飲み始める人が多い
・一生のうち排卵できる数は決まっている。
若いうちにそれを抑えておくと、高齢になってピルを辞めてから若い卵子が出てきて、母体と胎児への影響が少ない。
この2つはソースがないので半信半疑。
・フランス人女性「ピルの服用=妊娠しない権利を得ること」
これはインタビュー記事だったし、たしかになと思った。
多くの女性は子どもを産むという尊い機能を授かっている一方、リスクも背負っている。
どんなに避妊を徹底したって、生理が遅れればものすごい不安に襲われる。
その恐怖から逃れられる精神的な安心感はある。
副作用もあるし費用もかかるけど、今のところは初めてよかった、という結論になる。
あと診察してもらったときに、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気でないこともわかって安心できた。
ピル飲む飲まないについては私から何とも言えないけど、
生理痛きつい自覚がある人は産婦人科検診受けることを推奨させてほしい。
もし病気だったときは早期治療が大切だと思うので。
以上が私の記録と、産婦人科受診のススメ。
自分を大切に…。
トップの写真は神戸の洋館に飾られていた昭和のウエディングドレス。