2回目の入院
私は死にたかった…
大学病院の開放病棟に入院していた
開放病棟は朝7時(当時)には扉が開放される
死ぬ為の薬を買いたくてナーススティションの前を通った、そこで看護師に呼び止められた
どこ行くの?
私は、薬を買いにドラッグストアに…と言った
そしたら看護師はまだやってないわよ、こんな朝早くと言った
今では笑い話になるけど私はそれすら考えられなかった
その後、朝食の後、薬を渡す看護師に私は薬を投げつけていた
その日の夕方S先生が話を聞いてくれ私は少しずつ平常心を取り戻した
だがS先生の病院用の携帯に電話がかかってきて
Y先生にバトンタッチされた
Y先生は話を聞いてくれたが私の訴えとは相反して
家族について聞いてきた
私は気づいたら病棟を飛び出していた
エレベーターの所に立っていた時、研修医の先生に気づかれ呼び止められた
それから何人かの先生に囲まれ病棟に戻るように説得され詰め所の中に入った
S先生が詰め所のドアの前に寄り掛かるようにして私を外に出させないようにした
S先生は目を赤くして私を怒ってくれた
今日は個室に入って休みなさいと言われ
嫌という私に
Y先生は個室料金今日は取らないからと言った
私はそこではないと思ったw
S先生は妥協点も大事だと言った
今思うとそこまでしてくれたS先生に感謝したい、もちろんY先生にも感謝しているw
Y先生は私の話を母が到着するまで話を聞いてくれた
椅子に座りなと言われ
固くなに椅子に座らない私にY先生は
そういうところASDなんだよなと言った
そうこうしているうちに母が病院に到着して
Y先生は母に怒らないように言ってくれた
病院から外に出たら即退院の決まりなので
即退院となった
病院帰りの車の中私は蹲るようにして車の揺れに身を任せながら私は眠りについた