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Chinese Independent Hiphop 南京「Shooc Studio」

第11弾となる中国各地のHiphopレーベルシリーズです。前回でようやく西安の红花会を紹介して、自分の中で一区切りでしたが、まだまだ知ってほしいラッパーがいるので書きます!
今回は南京を拠点とするShooc Studioです。

Shooc Studioとは

2016年に南京で設立されたレーベルです。自分たちのやりたい音楽をするという姿勢を貫き通して今もなお、第一線で活躍するレーベルです。北京MDSKを抱える摩登天空やSONYの大企業が彼らとの契約を望んでいましたが、Shooc Studioは断りました。その姿勢がかっこいい!

No.1 リリシスト「Jony J」

Shooc Studioの設立者です。南京から中国を代表するラッパーの1人です。中国有嘻哈では4位という好成績を残し、Shooc Studioを一躍有名にしました。

ラップ界の詩人という異名も持つくらい、歌詞がとにかく深いです。彼の言葉選び、表現が好きです。文章として読んでもなるほどってなります。

僕がChinese hiphopにハマった当初、聞きまくってた曲です。曲タイトルの不用去猜(未来を推測する必要はない)ってワード既に良いです。

青春有你2にも登場

jony jは史上最強のガールズグループThe 9が誕生した青春有你2ではラップの先生として登場しています。

ランチパーティーのためにご馳走買って来たのに全員落ち込んで、シビアな雰囲気になるというドッキリに引っかかったシーンが面白かったです。

重低音増し増し「鬼卡」

声質が非常に特徴的です。地鳴りを起こすような重低音ボイスが一度聞けば耳に残ります。そのスタイルで中国有嘻哈はベスト12まで残りました。

因みに、その際は本職は昼は先生として教壇に立ち、夜はラッパーという異色の経歴でした。その後2019年にShooc Studioに加入しました。

まるで悪魔のような声です。どこから声出してるんだってなります。

自分たちで大規模フェスも開催したりとレーベルとして、1番しっかりとマネジメントができている印象でした。次回もまた気になっているレーベルをまとめます!

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