ちびまる子ちゃんの名言にのせて キナリ杯後夜祭
いい文章や本を読んだときの私は止まらなくなる。途中話しかけられても大抵生返事だし、会話も上の空だ。続きが気になって仕方ないし、読み終わっても余韻に浸っているからだ。
今回紹介する、「はじめてを売る洋菓子店」を読んだ時もそうだった。
キナリ杯を受賞しているのを見た時に『なるほどな』、『受賞しない訳がない』と納得だった。
後日もう一度読みたくなって記事を訪問したとき、『もっとスキが伸びてもいいのに!』と思ったのでこの後夜祭で紹介することにした。
これを読んで街の洋菓子店でケーキを買いたくなった人が多いんじゃないだろうか。
いちごのショートもいいが、つやつやチョコレートのオペラも美味しそうだ。
(これだけだと結局食欲か?という感じだが、もちろんそれだけではない)
伝えたかったのに伝えられなかった思いがあると本当に切ないし、もどかしい。
後悔して伝えようにも相手が故人になってしまったり、拒否されてしまうともう伝えることは出来ない。
後悔は私の中に黒い点として残っていて、中々薄くならないし、伝えない限り上書きされることはない。でも
人生は後悔の繰り返し(ちびまる子ちゃん)
で、生きているとよくあることだ。
きっとこの解決法は人それぞれだ。
わたしは嫌なことがあると活字をたくさん取り込む。漫画だったり、小説だったり、noteの記事だったりする。いい文章に出会うと文章が嫌な気持ちを上書きしてくれる。そして、わたしはまた歩き出すことができる。大抵は一度読んで満足し、また新たな文章を探しにnote内を徘徊するが、今回は何回も繰り返し読んだ。多分また読むだろう。それだけいい文章だったし、歩き出す力もくれた。
明日は休みだから、久しぶりに街の洋菓子店へケーキを買いに行こうかな。