KIFUBAR-台本-
さて時間になりましたので、KIFUBAR始めて参ります。まずはこの会の流れをシステム的に説明させて頂きます。
■受付する
・参加費を1,000円支払う
・ドリンクコインを受け取る
・(ソーシャルな活動をしていて)プレゼンしたい人はその旨を受付で伝える
■ドリンク
・ドリンクコインを渡してドリンクを受け取る
・2杯目以降はキャッシュオンでドリンクを受け取る
・(折角だからみんなで飲もうぜ!って方は)ボトルを入れてお酒を配る
■寄付先を決める
・ボードから寄付先を決める
A)お任せ
B)登壇した団体
から選び「正の字」を書く
■プレゼンする
・登壇する時間帯を決める
・(スクリーンを活用する人は)スライドや資料を準備する
・プレゼン前に乾杯する
・プレゼンを行う
KIFUBARの発起人の谷田です。
当日は
・司会進行
・プレゼン団体の調整
・受付
・バーテン
・賑やかし
など状況に応じて動き周ります!
1974年から始まる二つの線が上下するグラフなのですが、何のグラフだと思いますか?
何のグラフかの答える前に皆さんに質問させてください。
「社会がより良くなったらいいと…」
「思っている人?」
「思っていない人?」
なるほど。
これは内閣府での「社会への貢献意識」の世論調査データとなります。
このグラフからいえることをザクッと切り取ると
3分の2の人が「社会をより良くしたい」
3分の1の人が「社会を良くしたいとは思っていない」
となると思います。
「ホントに?」って思いませんか?
皆さん恵比寿駅からここまで歩いてきたとすると、約100人くらいすれ違っているとして、その中で60人強くらい「私は社会をより良くしたい!」と思ってそうですか?
もしそうだったらすごく素敵なことだと思うんですが、それだったらもっとこの世の中は良い社会になっていると思いますよね…。
なのでもう少し考えてみると
3分の1の人が「社会をより良くしたいと思っていて行動する」
3分の1の人が「社会をより良くしたいと思うけど行動しない」
3分の1の人が「社会を良くしたいとは思っていない」
なのかもしれないな、と思うわけです。
そしたらこの
「社会をより良くしたいと思っていて行動する」
「社会をより良くしたいと思うけど行動しない」
の間にある「社会に良い行動のハードルを下げる」必要があると思うわけです。
約10年ほど前から非営利領域に関心を持ち、プライベートとビジネスの両方で社会課題に取り組む人たちに会いに行きました。沢山の方々から、多様な活動について情熱的で、かつ真摯に課題に向き合うお話を聞くことができました。
そのたびに、「近くに存在していたのに、見えていなかった世界」を垣間見たり、思い知らされたり、叩きつけられたりすることで。次の日から、景色が変わったり、行動が変わったりするのが、とても貴重な体験だと思います。
私はこの体験から、まず「知るということの価値」を誰かに伝えたいと思いました。
だけど、会議室や公民館で1,2時間、深刻で真面目な話を聞く空間に、関心があるかもわからない友人知人を気軽に「一緒に話し聞きに行こうぜ!」なんて誘えません。
そうか「(一緒に)話し聞きに行こうぜ」は言えないけど「(一緒に)飲みに行こうぜ」なら気軽に誘えるし、気軽に来れると思い、BARで開催すること。
またこの場ではお酒を飲むことが正義であり、「飲めば飲むだけ寄付になる」と正当化できる
社会課題や活動についてプレゼンする際も、一方的に語るのではなく。聴衆の表情とグラスの空き具合に注意して、空いてれば「お?もう一杯飲みますか?!」とコミュニケーションしながらのセッションになるわけです。
カジュアルな支援の形を模索し、社会貢献が身近になる社会を目指しています。
KIFUBAR自体も2017年から開始し、良いことも、悪いことも、様々な出来事がありました。
コロナ禍も抜けつつある今、より「気軽に参加できる」「気軽に登壇できる」「気軽に開催できる」BARイベントとするために、少し形式を変更して開催することにしました。
本日の参加している方から「社会をより良くする活動を行う団体」の方に、お手上げ形式でプレゼンテーションして頂きます。
NPO法人でなくとも、任意団体や、企業でも構いません。
「登壇してもいいぜ」って方は私に声かけてください。