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ヨガインストラクターと医療の関係

4月末から定期的に、現在私の持つヨガ認定者であるヨガインストラクターさん向けに”整形外科の基礎知識”と題して、勉強会を開催しています。

ヨガのインストラクターさんは、日常にある 腰痛・肩こり等 様々な”痛み”をもつお客様に向かい合うことが多いと思うのです。 実際に、ヨガをそういう目的にして受けている方も、そういう方をターゲットにして、クラスを開催している方もいらっしゃると思います。

でも、その中で きちんと”痛み”というものや、整形外科での”診断名”や指示との付き合い方、を きちんと理解しているインストラクターさんがどれだけいるかな、と思っています。

目の前にあるその痛みは、”大丈夫”と本当に言って良いものなのか
もしかすると、その腰痛は 大動脈解離の初期からくる痛みかもしれないですよね。もしかすると、”腰のために良いから”と無理してやらせたら痛くて動けなくなる可能性ってあるかもしれませんよね。
そうなったら、”良くなりたい”と信じて来てくれていた目の前のクライアントさんは、後遺症が残るかもしれないし最悪亡くなってしまうかもしれません。そうしたら、良くしげあげたいと思ってアプローチをしたインストラクターさん自身も訴えられるかもしれませんし、、悲しい結末しかないですよね。
せっかくヨガは身体にも心にも良いものなのに、医療の世界からも世間からも”ヨガは悪い”という認識になってししまうかもしれません。
益々悲しい結果になってしまいますよね。

その隙間を埋めるために、ヨガインストラクターの皆さんが、安心安全にサービスを提供できるために、皆さんのお客さま達が安心安全に皆さんのヨガを受けられるために
長く理学療法士として勤めていた私の方で、共通の認識を持てるように、通訳ができれば、と思ったのです。

その中で、ほぼ毎回”ヨガインストラクターのやったら良いこと・できることってなんですか”という質問をいただきます。
整形外科の中での 理学療法士としては、患部を以下に”治すか”という機能改善に携わるのですが。

それで”痛みが治るか”は、なんとも言い難かったり、全身からのアプローチはちょっと難しかったりします。それは、日本の医療制度の特徴もありますし、痛みをBPSモデルで捉えた時には、痛みを取り巻く問題は、患部治療だけではないのです。
そうなった時に。医療から手が離れた時に、ヨガやボディワークは活躍できると思うのです。

痛みが強く炎症性だったり神経性だったりは、医療へ
日々の調整や治療後の体づくりを受けるボディワーカーの方が、医療ではカバーできないところを調整することができていたら

ヨガインストラクターさんや、ピラティスインストラクター・トレーナーさんはそれができると思うのです。

だからこそ、医療を否定してマウントを取るのではなく
きちんとした理解をした上での共生することができたら

それこそ、幸せな世界が待っていると思いませんか。
セミナー希望される方、開催しますので、ご連絡ください 笑

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