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凹んでばかりいる私は

小さな失敗や確認の抜け漏れがなくならない。

20代の頃からそんな感じで、何年もして経験を重ねたらなくなるんだろうと思っていたのに全然なくならなくて、時に何も悪くない人に迷惑をかけたり、予定外の無駄なコストをかけたりしたりを繰り返すばかりで、頼りないまま40代になった。

何か自分がそう言うミスをしてしまう性質なのかもしれないし、自分に見えていないだけで誰もがこんな感じなのかもしれないし、私がキャパシティーを超えて業務を持ち過ぎているのかもしれない。それに改善だって流石にきっとしているはず。でも未だにミスをするのは事実だし、私はその度に凹むし、変な汗かくし、自分が何もできなくて周囲からあの人は危なっかしいできない人だと刻印されたと思うし、繰り返してるから関わった先々で皆にそう思われていると思うし、今日この瞬間も思い出しては自信を喪失している。40代になっても怒られる環境なのはありがたいと頭では分かっていても、若くて優しい同僚が嫌な顔せずに対応してくれたって、凹むものは凹む。失敗する自分なんて好きじゃないから、仕事から逃げたいなあとぼんやり思う。いつも週末が待ち遠しくて、月曜が来るのは辛い。

見渡すと健全に自信を育んで、健全に反省して、立派な大人になったように見える人たちがいる。大体私よりキャリアの短い30代の面々だ。なんてすごいのだろう。どうやったらあんな風になれるのかな。こんな天才みたいな人たちの近くにいられて、少しでも役に立ってるのならまあ良いかぁ、会話のスピードについていけないし、マルチタスク厳しいし、今も必死に一生懸命でこの仕上がりだから、これが私の限界かな。倒れない塩梅を守りながら、何かを押して進められたら穏やかに自信を持てるかな。

ぐるぐるしながら眠りにつく。


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