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ちょっと先の未来を想像すると居場所が生まれる

土日も関係なく、5時半起床の7時始業を継続している30歳のINTP女です。

5時半から読書やジャーナリングをしているのだが、今日はジャーナリングの中で「将来やりたいこと」を考えたくなった。

初めて言葉にしたわけじゃなくて、何度も触っているものたち。「考えた」や「思いついた」というよりは、触りたくなった。

それがこちら。

泊まれる図書館、というか宿泊施設については、もう2018年頃から口に出してきたことだ。機は熟した。やっと今年から「人を家に泊める練習」ができそうなので、まずは知り合いを呼ぶところから始める。

図書館であり、物を書く場所であり、落ち着いて過ごせるところ。自宅の一室に、そういう空間をつくる。

近くで釣りをするもよし、畑に行くもよし、味噌をつくるもよし。

そして将来的にはこの施設を古民家か山奥のログハウスに移転させて、より「逃避」「避難」の色が強い場所にする。『西の魔女が死んだ』のような場所をつくりたい。

秋田の自然を舞台とした小説については、この組み合わせを言語化したのは初めてかもしれない。地元に頻繁に帰りたい気持ちや秋田で仕事をしたい気持ち、終わりゆく秋田への想い、自分の本当にやりたいこと。そういうものを全部煮詰めてみると、「秋田を舞台にした小説」が出てくる。「秋田っていいところだよね」と話しながら、自分の持っている最大の愛情をかけながら、秋田という土地を味わいたい。巻き込まれたり、つながったり、しゃべったりしていたい。

先月滞在した東成瀬村の雪景色も、とても好きだった。ずいぶんと寂しい景色だったけど、自然にやられてしまうような怖さを感じられたのがよかった。大自然に囲まれた時の自分を失うような感覚が好きだ。

今はライターをしているけど、本当は小説のような文章を書いて、そこから現実世界に降りてくるようなイメージでエッセイやコラム記事、その他の記事を書いていきたい。ライター業から文学の世界にのぼっていくのではなく、あくまでも文学の世界に住みながら、降りていくイメージでライターの活動にも取り組みたい。

「現実世界」や「降りる」なんて目に見えないどうでもいい話ではあるけれど、わたしにとってはこだわりの強い部分だ。流れや方向は、目に見える現実よりも、重要だ。スタンスやモチベーションにかかわってくる。

書いて世界をつくりたい。書いて居場所をつくりたい。生きのびたい。そして現実的な場所も耕していきたい。「人のため」に動くのは得意じゃないけど、「こういう世界にしたい」のために自分を動かすのは、きっと好き。これからも自分の世界づくりをしていく。

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伊藤七 | ライター
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