包み隠さず、本音を語ること
毎日、5人の子育てしていますけど、正直1人目のときと、真逆の考えの元、子育てをしています。
今、どんな子育ての仕方をしているかと言うと「カッコつけない」です。
カッコつけないとは、子どもの前で「喜怒哀楽」を表現することだったり、「こんなに大変なんで、ママ辞めるときもあります」みたいな主調を、公園で会ったママや、幼稚園のコミュニティで、本音を言うこと。
2人目までは、ぶっちゃけどうにでも演じられました。
例えば、「ちゃんとしているママに見られたい」「家事も、料理も、子育ても、しっかりしてるママに見られたい」みたいな、長女気質を子育て時にも持ち込んでいたわけです。そして、2人目までは、自分の理想通りに、イメージしていたママ像で達成できていたと思います。
そして迎えた、3人、4人、5人目。もうお手上げです(笑) 理想としていた演技は出来なかった。
・ちゃんとってなに?
・ちゃんとしてると、なんなの?
・自分の理想を演じたところで、本音が出たら嫌気さすよね?
・そもそも、そんなに人って、自分に興味持ってる?
・わたしが演じたところで、子どもの成長に関係するの?
考えれば考えるほどに、人からの評価を気にしている暇はないと思ったほど、子育てに必死でした。
子どもがハイハイしてから、立ち上がるまでの一生懸命さにウルウル泣きそうになったり、「ママ」と言えるようになったことに喜んだり、子ども同士のケンカを見守れる忍耐力を養ったり、そういうことに目を向けた方が、わたしには合っていたんですよね。だから、それを共に喜べる人を見つけることに時間を割いた方がいい。
そうやって「カッコつける」わたしを卒業して、「五感をフルに表現する」わたしになってからは、人との関係性や出逢うべく人に変化をもたらしました。
カッコつけていた時代を知る人からすると「すごく丸く、柔軟になったね~」と笑われます。
それだけ、尖って自分を演じていたんでしょう。本音を話せないから、とてつもなく疲れていたことを覚えています。
そしてこれは、ビジネスをしていても共通するところがあると思います。要するに、演じると、いつか疲れるよという話です。
わたしのレッスンの申し込みする前は、とても「キッチリ、しっかり、真面目」に生きているように見られるようです。(生徒さん談)
でも、レッスンで話すたびに「つばささんて、気さくで、さらにいい意味で緩くて、色々打ち明けやすい」「こうでなければならない!がなく、自分のライフスタイルに合わせて提案や、話をしてくれるから、気持ちが楽になります」こう言ってくれることが多いのです。
今という点だけで、人を見たら多くの人が「成功」してるように見えるのかもしれませんが、暗黒期は誰しも経験しているはずなのです。だから、そこを表現すること、言葉や文字で伝えることで、人は安心してくれるのです。
包み隠さず、本音を言えるようになると、相手も自然と少しずつ心を開いてくれるようになります。だから、わたしは、人と関わることが楽しいし、病みつきになるし、人の変化する瞬間を目の当たりにすることに、心が震えてわたしも、もっと頑張ろうと楽しくなるのです。
もしかしたら、いきなり心を開くことなんて、無理な人もいるかもしれません。生まれてからすぐに歩ける子どもがいないように、一度挑戦して、転ぶことで学んで、また立ち上がる挑戦をしたらいいのです。
前回とはやり方を変えて、どうしたら転ばないようにするか考えて、また挑戦したらいいのです。
いきなりなんて、心開かなくていいから、ゆっくり自分のペースで、自分のやり方で関係性を築くことで、少しずつ本音を話せるようになるはずです。
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