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2023年 B.LEAGUE新人選手研修

B.LEAGUEでは2016-17シーズンから、毎シーズン、開幕前に選手研修を実施しています。2017-18シーズン以降は新人選手研修として実施していますが、今シーズンは一部の研修を2-3年目選手も対象として実施しています。

外部講師を招き、「7つの習慣」「目標設定」など、ビジネスプロフェッショナルも大事にしているマインドに関する講義も実施しました。最終日には2-3年目の選手も対象に、NBAから講師を招いて「プロフェッショナルマインド」についてのお話を聞きします。

研修の内容については、以下の通りです。
【研修のテーマ】
「プロフェッショナルとは何か」
Must Can Will ~やるべきことを理解し、今できる事を考え、なりたい自分を想像する~

【研修のゴール】
社会人、プロバスケットボール選手としての理解促進
プロバスケットボール選手としての自覚の醸成

【参加者】
<研修対象>
新人選手
(1) 研修日までにBクラブおよびB3クラブと2023-24シーズン選手契約の締結を完了しているB1/B2/B3新人選手
(2) 2016全選手研修/2017〜2022新人選手研修を受講していないB1/B2/B3所属選手※選手研修のうち一部の日程は、2-3年目選手も対象に実施します

<研修帯同者>
(1)選手メンター 1名/クラブ

ベルテックス静岡のオフィスにて

研修に先立って、チェアマンメッセージを伝えさせていただきました。B.LEAGUEのプロ選手になる確率の低さ、競技者人口から換算すると0.0018人。 B1だと0.0008人。なんと10000人に8人。代表なら…などど東大の総受験者数から合格者数なども交えて難関を突破してきたすごいメンバーなのだという話をしました。

その上で、まだ、設立8年目のリーグだから引退選手が少ないですが、歴史を重ねると加速度的に増えるでしょうと。プロ野球とJリーグの選手の平均現役年数などを示して、いかにプロ選手としてい続けることが難しいかを伝えました。短い現役時代をどう過ごすのか?

だからこそ、トレーニング、身体のケア、体調管理、食生活、技術の向上高めなくてはならないことは言うまでもなく、どんなことでも勉強してほしいと伝えました。引退した後の準備もあるし、ネットワーキングかもしれません。リラックスするためにゲームをすることを否定しないが、練習していない時間は多くあるはず、その時間を有効に使って欲しいとも伝えました。

また、20代が選手としても人間としても超大事で、ここ頑張らないと30代キツいよと。未来の人生の勝者になるためにも20代、必死に頑張ってと。アスリートも、身体だけでなく、心、考え方が大事だと思うので、良き人と付き合う、良き環境、コミニティーを作ってくださいとも伝えました。本人の努力では如何ともし難いのは、環境ですと。

そして、十八番のイチロー氏、カズ選手の伝説的なエピソード、今回は、渡邊雄太選手、中田ヒデ氏の凄すぎ話を加えて少しでも新人選手たちの視座を上げたく話しました。最後は、とにかく悔いの無い現役生活を送ってほしいで締めくくりました。

「勉強してほしい」という話をしたからか、研修終了後に取材対応した湧川選手は、英語を勉強していると話したようです。また、オフコートで、「SNSでの発信にも取り組みたい。同じチームのSNSをやっている方を参考にしたい」とも話していたようです。素晴らしい。

オンコートてもオフコートでもプロ選手としての成功と人生の成功を願っています。



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