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待望のSAGAアリーナ、水色に染まった佐賀バルーナーズブースターが見守る中、華々しくオープンしました。

SAGAアリーナ(8400席収容)、B2プレイオフ順々決勝 佐賀バルーナーズのホーム試合にてプレオープンしました。佐賀の皆さま、おめでとうございます!B.LEAGUEにおける沖縄アリーナ、オープンハウスアリーナ太田に続く3番目の夢のアリーナの誕生でもあります。実は、公式な柿落としは5月13日の予定でしたが、佐賀バルーナーズのために1週間早めていただいたとのことです。

このあたり、簡単なようでスポーツに対するご理解がなければ難しいことです。SAGAアリーナの誕生に際して、強烈なリーダーシップを発揮して推進していただいた山口県知事はじめ県の職員の皆さま、関係者のご尽力に感謝申し上げます。

個人的にもこのアリーナの建設当初からお話をさせていただき、現場も見学、完成時には内覧もさせていただいていたので心から嬉しいオープンとなりました。チェアマン就任以降のクラブ、アリーナの変遷がわかる過去記事を時系列でアップさせていただきます。

かなり強い雨でしたので若干心配しましたが、見渡す限り水色。SAGAアリーナを体感したい、佐賀バルーナーズを応援したいと多くのブースターの皆さまにご来場いただきました。この記念すべきオープニング試合の冠スポンサーは、なんと県。水色の記念Tシャツもサポートいただいたようです。本当にありがたいです。アリーナが誕生した時にいつも思うのは、地元の皆さまが嬉しそう、楽しそう、心から喜んでいただけていることです。

昨日は、B2 PO 準々決勝 佐賀-福島のGAME1。試合開始直後は、佐賀バルーナーズがかたい立ち上がり、徐々にペースを掴み、福島の粘りに再三苦しむも74-56で勝利しました。宮永ヘッドコーチの目指す、激しいディフェンスからアップテンポなバスケはできていたのではないでしょうか。

パプ選手がいることでガルシア選手がガードでプレー出来ることはかなり効いている印象でした。福島も長谷川選手を中心に果敢に攻める気持ちが最後まで切れることなく、素晴らしいファイトでした。今日のGAME2は、全く違う試合になると思いますので両チームの皆さんには最高の舞台で悔いなく戦って欲しいです。

入場者数は4808人。もちろん、クラブ史上最多です。天気が良ければ6000人は超えていたのではないかと思います。また、SAGAアリーナの注目度は高く、かなり多くのクラブ、業界関係者が視察に来ていました。

佐賀、福島両クラブのブースターの皆さま、来場ありがとうございました。おそらく初めてバスケを観戦したという佐賀県民もたくさんいたと思います。この観戦をきっかけに佐賀バルーナーズのブースターがどんどん増えていくことを期待しています。

山口県知事の熱いスピーチで開演
SAGAアリーナで初ハドル
ついに試合開始。佐賀バルーナーズの最初の得点は、ガルシア選手でした
試合中。この雰囲気が佐賀で体感できることが価値ですね
SAGAアリーナのオープニング試合を勝利で飾りました
試合後、山口県知事とご挨拶させていただきました
山口県知事と佐賀サイコーポーズ!

昨日は、SAGAアリーナのオープンと共に佐賀バルーナーズの新しいクラブの歴史が始まったと感じています。B.LEAGUEの目指す夢のアリーナとクラブによる地域活性化への貢献を体現していただけると確信しています。何よりも佐賀の元気に貢献出来ることを願っています。

バスケのみならず、なんと早速、6月7月にこんなビッグなアーティストとアスリートが来るんです。このSAGAアリーナが誕生したからこそ実現したのです。

素晴らしいスポーツ、ライブイベントなどがこんなに来たら佐賀の皆さんは嬉しいでしょうし、他県や海外からも来訪してきます。地元の経済効果はもちろんですが、盛り上がのは間違いありません。県民のプライドにもインパクトしていく、首都圏にいる若い人たちのUターンのきっかけにさえなるかもしれません。

これがB.LEAGUEの目指す世界観です。本当に楽しみです。管主導のアリーナでも投資対効果の高いモデルとして佐賀には期待しています。

最後に、田畠社長とお話をしましたが、なんとチケット売り上げは普段の5倍!早速、クラブ経営にも大きなインパクトを与えたようです。シーズンを遂行しながらPO、SAGAアリーナでのオープニング試合の準備にクラブスタッフの皆さんも相当大変だったようです。昨日はなんと朝4時から設営をしていたとのことです。試合開始のタイミングで感極まって涙するスタッフもいたとのこと。本当にお疲れ様でした。

山口県知事もスピーチでお話しされていました。私たちの夢は始まったばかりだと。引き続き、頑張ってください。


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島田慎二
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