ザイアンスの法則とスポーツビジネス
ザイアンスの法則とは、1968年にアメリカの社会心理学者であるロバート・ザイアンスが提唱した、「同じものに対して単純に何度もくり返し接触を重ねることでその対象に対する好意的な態度が形成される現象」のことです。
昨今だとタッチポイントなどと言い、顧客接点を増やすことでファンを創造したり、再来場を促したりとマーケティング的な観点で語られることが増えています。東京都知事戦、米大統領選挙、兵庫県知事戦などでもSNSを活用することで民意を動かす事例が増えています。アクセスすればするほど表示回数が増えて結果的に好意を持つというザイアンスの法則と因果関係があるのではないかと言われています。
テレビが終わり、ネットの時代到来というよりも、ネットが熱を生み出す状況に力を発揮するということが明らかになりつつあるということでないかと考えています。スポーツビジネスも同様に熱狂を生み出すという共通環境があり、どうやって、バスケ、Bリーグ、選手たちの魅力にアクセスしてもらうかということが非常に重要になってきています。
会場の熱量と非会場の情報アクセスによるザイアンスの法則の組み立てをしっかり工夫してマーケティングしていきたいですね。各種選挙戦から多くのことを学ばせていただいています。
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