【朝礼 6/11】Bリーグは、中規模政府を堅持しながら成長を目指します
政府の在り方を、小さな政府と大きな政府という表現をすることがあります。Bリーグにおいても同様の表現することがあります。小さな政府は、権益を可能な限りクラブに開放して稼いでいただき、リーグの規模感は小さくてよいという思想。大きな政府は、権益を可能な限り集約して稼ぎ、クラブに配分していくことでリーグの規模は売上、社員数ともに大きくなることを許容する思想。
Bリーグは、現在、小と大の間、中規模政府ということで運営されています。まさに、現在のリーグとクラブの権益を絶妙に分け合うスタイルです。2020年にB.革新(将来構想)を推し進めると決定した際、この中規模政府を継続することも併せて合意しています。
しかし、Bリーグの事業規模も拡大しており、中期的な売上目標もアグレッシブ、リーグスタッフも増員し続けています。これは大きな政府に向かっているのでは?と考えるのではないかと思い、クラブ、リーグスタッフにも簡単に説明するべきかなと思いました。
結論としては、方針は変えていません。Bリーグの価値を向上させることで、今ある権益でも稼げるような状況を創る。また、知恵を絞り、新たな権益を創り出して稼ぐ。併せてテクノロジーも駆使し、業務効率を最適化することで、売上増とスタッフ増を反比例させることで収益構造の転換及び、クラブへの配分金も増額させていきたいと思っています。
これこそが、この業界に関わる皆さまの持続可能なハッピーの源泉に繋がる打ち手であると信じています。今月末発表予定の中期経営計画の中で、今ある権益で最大限の努力をもって、価値向上で得られる想定額を2028年の売上目標にしています。つまり、中規模政府の堅持です。
固定概念とらわれることなく、価値を上げること、売上を上げること、業務効率、費用コントロールをしていくことで健全に成長し、未来への投資、クラブへの配分も増やせるようにしていきたい、と今朝の朝礼では伝えています。
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