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男子日本代表 国際強化試合2023 in 韓国 Day2

昨日の悔しい敗戦から一夜明けて臨んだGAME2。選手たちは、見事にカンバックしてくれました。試合前にコートに向かう選手たちとグータッチをしていても、今日は絶対に負けたくない、負けられないという無言の圧がガンガン伝わってきました。韓国代表の選手たちには、逆に余裕さえ感じられていました。また、一緒に観戦した韓国バスケ関係者も試合前に余裕のコメントがあり、私の闘志にまで火をつける。

試合開始早々、やや劣勢な展開。昨日に続き、フィジカルなプレーによる圧力と、会場の圧倒的なアウェー感に押しつぶされそうになります。韓国代表のシュートが決まると、ブロックショット、スティール、いちいち悲鳴に近い大声援があがるのです。本当に嫌なアウェーです。

しかし、ベンチから出場した選手がコートにエナジーを注入して、徐々に試合を支配していきます。この時の迫力は、本当に凄かった。これは、誰ということではなく、全員です。インサイドで体を張る渡邉選手、強烈なダンクで流れを引き寄せた川真田選手、闘志むき出しの吉井選手、ポイントで効果的な仕事をしていた井上選手、大事な場面でスリーポイントを決め切った原選手、金近選手。手を叩いて常にチームを鼓舞する須田選手、みんな勝ちたい気持ちが溢れ出ていました。

厳しい場面で動き回り相手を置き去りにするドライブとスリーで会場を完全に黙らせた富樫選手、本職でないものの、早々ファールを重ねて苦しい状況の中でチームを救った比江島選手と西田選手、ほんとなんでもできるなぁと感心していました。要所でのナイスプレーのみならず、エナジーがチームの流れを変えてくれました。

馬場選手は、相手のマークの厳しい中、アグレッシブに戦ってくれました。富永選手は、まあ、強心臓というか、アメリカでバリバリプレーしているだけあってあの雰囲気の中、逆に韓国ファンを煽っていました。韓国のNo.1ショーター#23とのバチバチの打ち合い、守り合いは見応えがありました。

前半リードして折り返すも、3Qでジワジワ流れをもっていかれて難しい時間帯がありながらも、再び引き離し、最後まで流れを渡さずアウェーで価値ある勝利を掴みました。なかなか伝わらないと思いますが、5年ぶりの日韓戦を企画したのは韓国でした。テレビ、ケーブルて生中継があり、本気の韓国もプライドをかけて臨んだ試合でした。

韓国のファンの熱量は、日本の応援スタイルに比べて声も大きく、圧も強い印象です。そんな中、大黒柱であるジョシュ・ホーキンソン選手不在、普段の試合とは違う戦いを求められましたが、言い訳することなくあのファイトを魅せてくれた選手たちには感動すら覚えました。また、心からこのチームを誇りに思いました。

チームの雰囲気も最高でした。プライドをかけて全力を出し切ってくれた選手たちには、本当に感謝しかありません。次の強化試合からは、渡邊雄太選手、河村勇輝選手も合流するでしょう。なんとしても選ばれたいとみんな思って戦っているので最終メンバー争いが熾烈すぎて辛いのが本音です。

怪我なく、8月25日のドイツ戦に全てをぶつけるくらいのつもりで臨めることを願って、日本代表をしっかりサポートしていきます。

試合前の写真撮影
試合開始
試合中
逆転してベンチは大盛り上がり
試合中
試合終了
80-85で日本代表の勝利
東野さんとハグ
吉井選手!
金近選手!
原!
ひえじー!
勇樹!
川真田選手!
井上選手!
おでんくん!
富永選手!
渡邉選手!
佐々さん、笑いすぎ!
ジェフさん!
そして、最後はトムとハグ!
あまりやりませんが、帰る前にロッカーに顔を出して感謝を伝えました

試合が終わって、アリーナ近くで祝杯をあげて終了。いつもながらの弾丸ですが、日本代表の勇姿がみられたので、来て良かったです。

サムギョプサル






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島田慎二
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