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ワクワク、かもーん!
あつあつ焼きたてで食べるシフォンケーキというのは他でやってないから(どこかでやってるかもしれないけど)、珍しい。
お客さんに出すと「わぁー!」って感動する。
その姿を見るのはとても楽しい。
けれど、わたしにとってhotシフォンは、もう10年くらい前に誕生していた古株。
正直ぶっちゃけ、そんなにものすごくワクワクしない。
それでね、主人にも「hotシフォンに愛情があるか?趣味じゃぁやって行けんだで」って言われた。
そう言われても、ムリクリわくわくする訳にもいかんし、そんなん言われても困る訳で…
そこで、京丹後七姫の「わたしらしく」を担当している川上摩須郎女のアロマオイルを取り出して、エドガーケイシーのベースオイルに入れて、腕や肩に塗りつけました。
「わたしらしく、楽しく過ごしたい」
「わたしはわたしらしく、活躍している」
そんなことを思いながら塗りました。
そうしていたらヒントが来て、作ってみよう!って思うものが思い浮かびました。
結局、その思い浮かんだものは通過点であり、最終的にたどり着いたのは、昔作っていたビーガンケーキを再度作るということでした。
そのケーキは、10年くらい前に出会ったベジタリアンの人に依頼されたのがキッカケで研究をして、全く新しい食べ物として生まれました。
4年前に居組でカフェを始める時に、そのケーキの形は龍が住んでいるという山にそっくりだということに気付いて、その山の名前を付けていました。
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その後、主人と再婚してその土地から離れたので、このケーキを作ることはもうないと思っていました。
か、しかし、
今回カフェの物件を紹介してくれたnちゃんにこのケーキのチラシを見せると「これって、ここのあの山だろ?」って言うじゃないですかー!
え?そうなの⁈まさか!
でも似てるかも…
そう思ったけど、全くやる気にならず「作らんでー」ってお断りしてました。
作らない理由として、クリーム部分の豆腐が合うものがない。合うものを探すのが面倒。管理も大変。
でも今回、豆腐クリームの代替品が目に入ってきて、それで行けるかも!ってなったので「やってみよう!」という気持ちになったのでした。
何にしても、またワクワクする気持ちになれて良かった。
わたしがこのビーガンケーキを作ってた頃は、まだベジタリアン人口が少なくて分かってくれる人がいなかった。
わたしは体調を良くするためにベジタリアンや食事制限をしてたけど今は普通だし、もうそんなにこだわらなくてもいいんじゃない?って思ってました。
でも「また作ってみよう!」って決めたら、小麦粉がダメなカナダ人がお店に来てビーガンの食事の話をしたり、わたしにケーキを依頼してきたベジタリアンの人がすごく久しぶりに連絡してきて食事の大切さを言ってきたりして…
そういうことなんだな、って思いました。
こんな風に、昔意味も分からずやっていたことが、カタチを変えながらも役に立つもんなのかと、不思議な感覚です。
そしてそれを潜在意識に働きかけて教えてくれた、京丹後七姫のアロマオイル…
たまたまのようだけど、とんとんと、早い展開で進めてくれました。