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石丸新党「再生の道」会見
リハックで石丸新党「再生の道」の記者会見が行われた。
1.キャンセル費用と実態
都議選中にライブ配信への支払いは公職選挙法に触れると言うことで、機材代の費用のキャンセルを決定した。その後ボランティアで協力できないかお願いした。選挙後にキャンセル費用の請求書を受け取り、97万円の請求を初めて知った。キャンセル料の内訳は使われた機材費用のみで、97万円が相場に比べて異常に高いわけではないと認識。しかしキャンセル費用に人件費が含まれていた疑いが浮上する。
石丸氏は、組織の運営責任者として、疑惑を持たれること自体が自身の至らなさだったと反省している。今振り返ればボランティアをお願いしたのに問題があったと回答。
2.政治資金の透明性と対応策
公職選挙法の抜け道として悪用される懸念に対し、運用の是正やルールの改正が必要との認識。今回政治資金報告書において、キャンセル費用の記載をしており、悪意はなく通常処理の範囲内だったと説明。
3.記者クラブとの対立
・前回の記者会見で石丸氏から情報漏洩の疑惑があったと指摘。
・記者クラブ側は「漏洩の事実は確認できなかった」と回答。
・石丸氏は「記者クラブ以外に情報を出していない以上、記者クラブからの漏洩が明らか」で回答に矛盾があると批判。
・これ以上確認するのは難しいと記者クラブ側は回答。
・フリーランスの記者も際限なく会見に参加したいと記者クラブ側が要望。
・リハックでフリーランスの記者を呼んだが来なかったと石丸氏は回答。
4.都議選の候補者公募状況
・1次選考では2月時点で約490名が応募。
・40代の応募者が最多(3割)、次いで30代・50代が続く。
・年収800万円以上の応募者が3~4割。
・女性の応募は約1割、23区が中心で西側多摩地域の応募は少ない。
・現職の都議の応募はなし。
5.先行プロセス
・1次選考はエントリーシート審査。通過者は200~300名を予定。
・2次選考ではWeb-GABテスト(言語理解、数的処理、性格検査)を実施。通過者は110名。
・3次選考は面接(15分間の自己PRと質疑応答)。
・面接官として16~24歳の若者。50人以上の代表経験者(生徒会長など)を公募。面接官には1万円の謝礼を支給。
6.記者からの質問への回答
面接官の評価方法について
・面接官は評価せず、石丸氏が採点を行う。
・面接官は議論を盛り上げる役割を果たす。
・面接終了後、意見交換を行い参考にする。
・面接の様子は動画で公開予定。
応募状況と経歴
・現職の区議会議員の応募が10〜20人程度。
・経営者の応募が多い。
・ユニークな経歴の人材が多く、特に社会貢献を目的とした応募者もいる。
女性の応募と選考基準
・女性応募者は約1割だが、これは他の公募選挙と同程度。
・女性や年齢で優遇することはせず、総合的に適任者を選ぶ。
政治の透明性と選考の方針
・現職の都議が応募した場合、特定の党派に属するかどうかを明らかにすることが求められる。
・新党の理念として、最大2期までの任期制限を設けることで「政治家の職業化」を防ぐ。
政治資金と選挙活動
・面接官の謝礼は人件費として計上。
・面接官の選定基準は「地元の政治に関心があるか」。
・選挙運動は個々の候補者が独立して行うことを前提とする。
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