ゴタゴタを振り返って
先日、葬儀で起こった様々な問題について家族と話し合いました。まずは葬儀中に起こった混乱を振り返り、今後に向けて話し合った内容を説明します。
1.発生した混乱
まず、私が任された役目に関して、家族からの指示が一貫していなかったことが問題でした。自分は渋々言われた指示に従っていましたが、最後は葬儀屋から「必要な物が届いていない」と騒がれる事態になりました。最初の指示に従っていれば避けられたはずのトラブルでした。
また、私が子供に「身内が焼かれて骨になる様子を見ておくように」と伝えていたのに、子供も私の役目を手伝っていたため、火葬の場面を見逃すところでした。最初火葬までの時間的余裕はあると言われていたのに、実際は全く余裕がなく、家族に遅れていることを伝えてくれていれば、慌てる必要はなかったと思いました。思わず火葬場で自分は子供がどこにいるか叫んでいました。
2.家族との話し合い
その後の家族との話し合いで分かったのは、初めての経験で、時間がなく、情報が行き届かなかったことが原因でした。
さらに、葬儀の際に私の服装や作法についても様々な指摘を受けましたが、私は宮司さんが言っていた「感謝の気持ちを持つことが大切」という考えを重視していました。細かい服装はどうでもいいと思っていたのです。結局私は言われた通りに従いましたが、他の親族から別の作法について指摘されていました。その点についても話し合いましたが、結局、人それぞれ価値観が異なるため、全員を満足させる礼儀作法は難しいとなりました。
3.次回に向けて
これらの経験から、次回に活かすべき教訓がいくつか見えてきました。時間がない場合や初めてのことに対しては、事前に葬儀屋と十分に話し合い、自分の頭の中でシミュレーションを行い、不安な点を確認しておくことが重要です。また、葬儀で大切なことを家族で十分話し合い、細かい事に対しては寛容になることが大切です。細かいことで言い争いをしてしまうと、大事な場面での雰囲気が損なわれてしまいます。事前に大事なポイントを家族で確認し、後は各自がベストと思う行動を取り、寛容になることが大切だと思います。
人の事は言えないので自分も気を付けますが、最後に、互いに不満を残さず、話し合えたのはいい事だと思いました。