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建設業現場監督のリアルな実態。③夜間編

さたんです。

シリーズ建設業現場監督のリアルな実態。で今回は、

さたんを例にとった、本当の生活を見せます。2パターン用意しています。

業界にずっといる人向けの話ではなく、右も左もわからない、

就活生や未経験転職者へ向けての言葉でお話しします!

安心してお読みください。

前の2話で、ざっくりした現場監督の外面的な仕事は見えたことにします。

本話では、より現実的な生活と仕事の絡みを見てください。

赤裸々にお伝えすることで建設業のリアルを知ってもらいたい。

就職を考えている方、家族など身内に建設業従事者がいらっしゃる方。

賛否諸々ございます業界ではありますが、

「良いか、悪いか」だけの評価軸ではない仕事の見方をして貰えれば

さたんはとても嬉しいです。

1🌟ある日のしゃちほこのスケジュール。

CASE1:夜間工事編

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15:30 出社。

出社したらメール確認をし、

協力業者さん(その日の工事にきてくれる職人さん達)に本日の夜間工事を

予定通り行う連絡をします。多いと10社くらいに電話します。

終わったら、当日の段取りをミーティングして意思疎通できるよう周知。

ミーティングの内容は、

一話で話した規制屋さんにどこに入り口を作ってもらうか、

どんな順番で重機や自分たちの車を現場に入れるか、

工事(舗装)の幅員はなんぼ?写真は何キロポストで管理する?

など、本当に多岐にわたります。

最善をとった段取りが、斜めの視点によって穴だらけなことを発見し

最初から段取りやり直し!なんてしょっちゅうです。

施工管理はパズルみたいな仕事です。


17:30 現場に出発。

さたんの現場は、朝礼をするときに専用の場所があります。

現場に乗り込む前に、職人さん達とその日の予定をすり合わせます。

朝礼、という場がその会になります。大体朝礼は19:00です。

みんなに聞こえるよう大きな声でハキハキと意思を伝えます。

伝えたいことに端的にコミットできていないと職人さんは混乱して

言う事をきいてくれなくなってしまいます。。。

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施工管理の仕事はよく、「段取り八分」だと言います。

前日や直前までの段取り「詰め」が8割、当日の作業の巡行は2割

前日までに詰めるとこ詰めれば当日は流れるだけだよ、と言う意味と

詰めの甘い仕事では現場監督は務まらないよ、と言う意味です。

ここにも先程の、「パズルみたいな仕事」が当てはまります。

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20:00 規制開始・工事スタート。

一話で出てきた規制屋さんがカラーコーンを並べてくれます。

さたんたちはその間は一般道のどこかで待機です。

カラーコーンの入口が出来たら現場に乗り込みます。

大きな重機が沢山現場に入ってきます。大体これが22時ごろ。

慣れた景色ですが、何度見てもすべてが格好いいです。

工事の詳細は割愛します。

4:00 工事終了・撤収。

およそ6時間の工事を終え、日が昇る前に急ぎ撤収します。

夜間工事は基本的に時間が制限されています。

理由は夜の人が少ないうちに工事を終わらせないと、昼の迷惑に

なってしまうかもしれないからです。世知辛い。

4:30 帰社・デスクワーク。

正直眠たいですよ!(笑)

ですが現場監督はまだまだ仕事があります。

その日にどんな工事をして、材料はどのくらいつかったのか?

工事を滞りなく済ませた証拠となる写真を整理し、

翌日の工事の段取りや安全書類の作成を済ませます。

日によってはCADで図面を作製したり、お客様に出す報告書を

作成したりなど、枚挙に暇がありません。

最大効率で6時過ぎまでにはなんとか退社を目指してPCを睨みます。

6:20 退社。

眠い目をこすって帰宅します。

必ずメイクは落としてから寝るようにしています。

今日はもう就寝です。

実働時間は15:30~翌6:20と、14時間以上は動いています!


💦まとめ💦

いかがでしたでしょうか?

業界の方であればそう驚きはないと思いますが、

衝撃を受けられた方も多いのではないでしょうか。

確かに当事者としても結構きついことやってんなとは自覚しています。

その点は勿論理解したうえで、それでも建設業・施工管理という仕事の

スケールの大きさに感銘を受けることもしばしばです。

昼に仕事をするパターンの日です。





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