[番外編]大手ゼネコンの内定狙い方。SPI&リクルーター編
さたんです。
番外編ですが、大手ゼネコンに内定を貰う方法のお話をします。
さたんも同様の会社に新卒で入社しておりますので、今後就活生にとって
何かしらの力になってればいいなと思います。
1🌟大手とは?
結論から申し上げます。
総合建設業(土木と建築。河川工事やダム、発電所や高層ビルや電鉄を作る)
大林組・鹿島建設・清水建設・大成建設・竹中工務店
が業界上位5社、俗にいうスーパーゼネコンですね。
特化型建設業(海洋工事や鉄道、道路に特化して作る)
五洋建設・鉄建建設・NIPPO
が特化型、サブコンの首位として挙げられます。
勿論こちらで上げた企業は氷山の一角です。
特化型で首位獲得でもスーパーゼネコンの売上規模には程遠いです。
👆建設業の上位ランキングです。
ただし、ここで気を付けなければいけないことは平たく言うと
上のほうのリンクで出るランキングは
金額だけで売れている順に上から並んでいるということです。
例えるなら、、、
サッカーチームと野球チーム、ラグビーチームとテニスチームが
それぞれの試合スコアで一緒のランキングに並んでいる、
といった状況でしょうか?
カオスです。
基本的にはハウスメーカー(大和ハウス工業)などの企業が加味されない
ランキングに目を通しましょう。
2🌟建設業の大手に内定を貰う方法。
学歴に不安があっても大手には内定貰いたいですよね。
気持ちよくわかります。
大体就活の期間は半年~8カ月として、
業界最大手に行きたいのなら、このルートでの就活をお勧めします。
自己分析
↓
SPI対策&リクルーター探し
↓
対人面談練習
↓
ESや志望動機書
そして、4つの比率はこれくらいです。
自己分析:SPI:対人面談:ESや志望動機
=4:5:0.7:0.3
1🌞SPIに全力をかけろ
結論から申し上げます。シンプルです。
応募者が多すぎてふるいにかけないと話にならないからです!
年度の採用が、
スーパーゼネコンなら技術系事務系全部で約300名。
特化系・サブコンなら技術系事務系全部で約50名。
ある採用担当が全フローを見るとして、
(役員や本部長クラスも勿論一部過程は参加しますが)
・一人のESに目を通す時間:15分
・一人の一次面接を行う所要時間:45分
・一人の最終選考を行う所要時間:30分
定量的な数字は少ないですが、ざっくり
(15min+45min+30min)×300名=450h
勿論採用を一人でやるわけではありませんが、
日単位で起こすと450h÷8h=56日
月単位で起こすと56日÷20日=2.8ヵ月
300名を平日の就業時間内に捌くだけで3カ月弱要ることになります。
大学生のみなさま、どうでしょうか…?
サラリーマンにとっては、3ヵ月というのはあっという間に
景色が変わってしまう期間です。そこをルーティンに持っていかれるのは
かなりハードな事実のはずです。
且つ、内定者だけに時間を絞れるわけではありませんので、
最低3ヵ月必要。というべきでしょうか。
定量的なデータはありませんし狙う部署にもよりますが、
スーパーゼネコンの倍率は100倍とも言われています。
定員300名に対し、3万人が応募するといったところでしょうか?
書いているさたんも数字のデカさに驚いています。
2🌞リクルーターを探せ
大手ゼネコンの特徴として大きいのは、
「大半の就活生がリクルーターを付けている」ことです。
大学OBだったり、身内だったり、友達の友達だったり…
さたんが就活時は、リクルーターなしで就活していたのは
全体の3%(30人くらいの会で1人だけいました)くらいでした。
(その1人も大学院生だったので大変優秀だったんだと思います。)
〇リクルーターとなにをするの?
主に、
・応募する職種での仕事内容
(説明会よりよっぽど平たく説明してくれます)
・履歴書や応募に関わる作文のようなもの
(ガクチカや志望動機を記述するようなものを提出しました)の添削
をやってもらってました!
場合によってはリクルーターが応募職種の部署の人ではないこともあるので
・応募職種の部署の人への橋渡し
もやってもらっていました。
〇リクルーターはどうやって探すの?
基本的に大学OBであることが通常なので、
①🌟大学内のキャリアセンターで探してもらう
…ただ、就職先を公開していない卒業生も多いらしく、
いるのに紹介できない場合もあるみたいです。
②🌟学科・学部問わず教授片っ端から当たっていく
…結構体力要りますが、①より見つかると思います。
③🌟身内に建設業界関係者がいないか洗い直す
…意外といます。例えば中堅ゼネコンのひとがいれば、
そこから手繰っていきましょう。
④🌟SNSを駆使して探し出す
…おすすめの就活用SNSは、
「Facebook」「LinkedIn」「Wantedly」
ここは持っておきましょう。
大手なので、検索すれば人はわんさかヒットします。
ただし、就活生をターゲットにした犯罪も横行しているみたいなので
自分の身は自分で守りましょう。情報は精査が大事!
3🌞まとめ
まずその(記念受験含む)3万人をふるいにかける段階を生き残るために
SPIを必死に勉強しましょう。
さたんも肌感覚で知っていますが、
SPIはやっただけ成果として出てきてくれます。
参考書でもアプリでも何でも、ひとつの媒体を最低3週しましょう。
最初はマジで何言ってるかわからない問題もあります。
さたんもそうでした。
しかし現実はそれで許されるわけではなく、マジで地頭のいい人なら
スラ~っと1週目でも解けちゃいます。仕方ないんです。悔しいですが。
でも大丈夫です。
その頭のいい人でも、実際入社したらマジのポンコツだった!
だれが何の目的で採用したねん!みたいな人材
安心して下さいしょっちゅういます。
先回り段取りが得意な人が評価を受ける建設業界
「頭のいい人」ではなく「キレる人」のほうが多様な意味でモテます。
だからSPIに不安がある人。とにかくやり倒しましょう。
折角入社すれば機動力のあるキレる人材なのに、
ただ言語~やら非言語~ができないだけで入社できないのは
受ける会社にとってもデメリットです。
一応さたんが使ったSPIの本関係を置いておきます。
これ以外にももっといい参考書があったかもしれません。
その時はぜひ教えて欲しいです。
アプリで勉強するのもアリです。
モニターを見ながら紙で計算するのって意外とやりづらいので、
頭の中で予想しながら解いていくスタイルが身につけられます。