見出し画像

밥 먹었어요? 日記:18




こんばんは〜じっぽです。
そしてこちらは、18回目の日記です。

生活が落ち着くまでにこんなに時間がかかって、
人生で初めて、休みのGWを経験したりした。
部活もねぇ!仕事もねぇ!おらこんなとこさ出るだ!
ということで日記を書いている。



なんだかんだ福岡は、地元金沢とは違っているよ〜。

街の建物には歴史的価値とはまた違う古さを感じて、
それが格式だったり、哀愁だったりするのだけど
都会なのにピカピカの街ではない所が落ち着く。


金沢の街はどこかペーパークラフトみたいなのだけど
この街は質感が全く違う。重くて、堅くてウエスタン…


そしてこの街には隙がある。闇や音や本があった。
地図にぽっかり空いた公園や地下へと続く階段の途中で
小さく遠くなった空を見上げている。

ここは青い。暗がりも、葉のひとつひとつも。

隙や青から連想されるもやを私はまだ晴らせずにいる。





家からほど近いスーパーで1人明太子を見つめている。
これがまた、トラップのような赤をしているのだ。

明太子の罠に視線が落ちていく。

こんなに珍しそうにしていると白い目で見られそうだ。
足早に、赤い卵と透明な視線のゾーンをくぐり抜けて行く……





タプタプのクリームが食べたかったのに、
折り込みタイプのクリームパンを買ってしまった。
同居人もこの事実に泣いてしまうかもしれない。

クリームパンの売り文句がしっとりなの、許せない。
私はカスタードクリームを心から愛しているので
パンの層に折り込まれたぐらいでは満足できない。


主食としてのパンにはあまり興味がないけど
お菓子としてのパンには無限の可能性カロリーがあるから……

人間もクリームパンも中身多ければ全て良し。
本当の自分かどうかという悩みは黒か白かで悩むのに
等しく、答えが出たところでまた、苦しい。

悩むことも楽をしていいと思う。
求められているのは答えを出すパワーではなく、
共に悩み考え話し合うことができる言葉である。

そういう言葉には自然と力が宿るものだと知っている君を楽にしたい。やりたいことを全部成してほしい。





5/15 10 COFFEE BREWERS dot.店にて行われた
VivaOla & Wez Atlasツーマンライブ
「Modern Times vol.3」に行ってきました〜!

実はこの規模で音を浴びるのが初めての私は
始まる前から洗練された空間の雰囲気にド緊張していて
大学に入学してから癖になった空間認識の時間ですら、
さぞかし挙動不審に見えたことだろうと思う。

どこにいくつ 何色のライトを使うのか。
演者(作品)の動線 観客の視線の誘導の為に何があるか。
そもそもどうしてここに舞台があるのか。

書くために知りたいことがたくさん存在する空間。
高すぎない天井の灯っていないライトを見つめながら
木の根のような両足を負担に感じていた。

揺れたり、震えたりすることのニュアンスは
とても脆く繊細で、波や風の自然の動きでありながら
あるがままであることの強さや祝福でもある。

こんなことを日頃から考えている人間が
「今日はゆったり踊りましょう〜」と言われて
うふふとなれるタイプな訳がない。

約4時間ほどのライブ後、膝がバッキバキになった。
従ってテニス部の誇りもバッキバキになってしまった。
いっその事たくさん飛んだりしたら良かったのか…?
音楽は重力から解放されていて羨ましい。


フロアがユラユラと揺れている。
正しくは人が音に揺らされている。

身体の真ん中あたりに溜まっていく音。
頭ではよく分からないから揺られるままになる。

直に胸を叩かれているみたいで、後ずさろうとすると
背中をさすられているような感じがする。
揺れている何かがまっすぐ届こうとしている。

ここには、純粋に音楽を楽しみに来た人と
やりたいことで生きていく人たちがいる。

私はそのどちらにもなれないまま、
怠惰な生活の末に重たくなった身体を揺らしている。
音の輝きに触れて自分の影すら小さく、小さく見えた。

淡い黄から紫にグラデーションされた床を見ながら
クリエイティブの光が生み出す影は、影すらも、
こんなに美しいものなのかと思った。
だからこそ消費者としてもっと真摯に向き合いたい。

お客さんに全然配慮のないカメラマンや、
目の前にいた脱獄後のテンションのお姉さんを見ながら
「空気なんて読まなくていいのかも」とマジで思った。


帰宅してからも呼吸で上下する腹のあたりに
じわじわとまるで蝋が溶けていくような感覚がある。
大きなエネルギーそのもの、空間の繋がりを巡った
温もりを1人でもようやく感じられたみたいだ。





ツーマンライブ自体は演者のパフォーマンスが
とてつもなく上手くて最高だったのだけど
演出と呼べるものが少なく、少し寂しい気持ちがした。

外国語のリリックの曲をパフォーマンスするのが主で
聞いている側からすれば、最早それすら音なのだけど、
言葉の意味が届かないのって悔しかったりしないんだろうか…少なくともこの日のライブはそんなことを考えてしまうほどに良かった。

音楽が空間を満たすのに、言葉が届かないなんて
やっぱり寂しすぎる気がする。
映像や言葉がツールとして機能できることがまだまだ
あるんじゃないかと考える機会になった。



◆今週のお買い物

私は本当によく食べているよ〜◎
音楽と映画と本に、心もよく満たされている。
貯金はもう3ヶ月もしたら無くなってしまいそうで、
そろそろ働かなくちゃって思ってる。

生活の原動力は"あいのちから"だったら良いな…

構成がまとまっていなくて少し日記らしくなりました。
また今週から週1回の更新ペースに合わせて書きます。

もし、良かったら感想を下さい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?