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大学4年の責任と決心

(このnoteは、前回書いたnoteの後編です。)

ちなみに,福祉系の採用募集は9~10月ごろから始まる。今まさにその真っただ中。就活や国家試験の勉強など、各々が将来の為に活動している。
並行して、僕たちは大学の単位の為にゼミ活動をしている。

個人的に思っている事だが、ゼミ合宿は単位に含まれるわけではない。行くか行かないかは個人の自由になる。でも行かなかった場合、合宿後の人間関係に支障が出てしまうかもしれない。それでも自由。人生を長い目で見れば、たかが夏休みの旅行なのだから。


なので例の男に言いたい。後輩から乗り気ではないというオーラを感じても、一方的に意見を押し付けないで欲しい。彼らなりの理由があるだろうから。自分の思い通りに動かないから、彼らを排斥するのはやめてほしい。あー胸が痛い。頭もポカポカ殴られる。


しまいには、このゼミ合宿を計画する際に費やした労力(日程調整、場所決め、ホテル決め、予算設定、予約手続き、学科長への申請…)、全てにおいて一切発案者が関わっていない。もう何が何だか分からない状態に入ってしまった。

一応は集まりの場にはいるものの、特に提案するでもなく、「絶対楽しめるでしょ!」という期待ばかり。彼には役職はない。計画はゼミ長と副ゼミ長をあわせてほぼ5人で進めている。僕が半分ではなく1割冗談で「発案者が考えてよ」と言ったら、「俺はみんなの気持ちを動かしたから、それで十分なんだよ」と平然と言ってくる。まるで“俺が発案してやった”というような感じだった。


いや待て待てまて!家に帰るまでが遠足だけど、遠足は事前に計画をちゃんと練ってから行くはず。ノープランで旅行するとしても、最低限行き先と食事、宿は確保しないといけないはず。ましてや4年生6人+後輩6人+先生で合宿に行く訳だから、様々な事情や条件を加味した上で計画しなければならない。大学に申請を出すから、コロナ対策も徹底する意志も見せないといけない。頭をポカポカされるペースが増えていく。太鼓の達人の連打みたいに。


極めつけに、彼は話し合いの最中にいきなり「いざ(合宿)の計画を立てると面倒くさいんだよなー」と言い放った。……キミ以外の人達は、まさに面倒くさい事をやっている最中なんですが!?その瞬間、みんな疲れていた事もあり、言い返すよりも目の前の作業を優先した。


読んでいただいて分かるように、大学4年生の忙しい時期に、ヤバい同級生に振り回されている。驚くべきは、発言が冗談に聞こえないという事。もう語彙力が消失してしまうくらいヤバい。呆れ返ってしまう。


ちなみに、彼のような性格の人を『カバートアグレッション』と言うらしい。一見人当たりが良く周囲からの評価も高いが、近しい人に対しては支配欲オバケになるらしい。彼のペースに一度でも飲まれてしまうと、メンタルがかなり病んでしまう。まさに頭の中を自責でポカポカ、というかガンガン殴られてしまう。

もし似たような悩みを抱えている人がいたら、すぐに離れる事をおススメしたい。とりあえず、僕は大学を卒業するまでの間だけ、何とか頑張ってみようと思う。

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