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一級建築士合格体験記①

どうも、けんとこです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今回は表題の通り、自分の一級建築士試験について、振り返っていきたいと思います。
この自分の経験が誰かの助けになれば幸いです。


◾️一級建築士を目指した理由

私自身、一級建築士を目指した理由は、
大きくふたつあります。
1.転職したかったから
2.設計に興味があったから

まず一つ目、
転職したかったから、というのは、
私のキャリアのスタートは大手ゼネコンの施工管理でした。そこで働いていて、施工管理の労働環境に絶望しました。その絶望感を払拭し、
次の道に進むにはやっぱり建築士をとって転職することだと思い、一念発起して、S学院にお金を払ったのが、きっかけです。

二つ目は設計に興味があったから。
これは元々思っていた自分の気持ちなんですが、施工管理をしていて、設計採用の同期や担当者を見ると、すごく羨ましく思ってしまっていて、
現場でドロドロにならなくていいし、基本的に会社に出社して、建築のことを考えられる。
優劣をつけるのは良くないですが、
自分の価値観では、設計>施工 という考えでした。
この気持ちは自分の就職時の考えが甘かったなと、思い起こさせてくれるものでした。

その時の考えを以下の記事で書いています。


◾️一級建築士の勉強(学科)

社会人2年目の秋には学校に通い始めました。まずは学科対策。

意識していたことは、
毎週あるテストで必ず満点を取ること。
そうすることで、復習に力が入りますし、一つ一つの単元毎にマスターしていくことができます。逆に一つ一つマスターしていかないと、次の単元の勉強をするときに、前の単元が完璧じゃないから、どんどん勉強が苦しくなる。

単元マスターをするためのステップは以下の通りです。

①授業を集中して聞く。
②授業中の問題は絶対満点をとる。
③授業が終わったら、
宿題の問題、問題集のその単元の部分をひたすら解いて、間違えた問題は解説を見て、復習。

これを授業終わりから次の週の授業までにやり切り、単元マスターする。

大変だけど意外といける。

自分はそのとき、仕事と忙しさがピークで、
月から土まで、朝7時から22時まで働いていた。やばいですよね。笑

日曜日は学校、休みの日はないです。
平日も学習の時間はとれないので、自分は日曜日に全賭けしていました。

日曜日の授業が朝の9時から16時まで
そこから家には帰らず、自習室に篭って、23時ぐらいまで問題を解きまくってました。

そうすると意外にも、次の週のテストの点が良かったりして、、、、インプットの後、すぐ復習するのはとても効果が高いことがわかりました!

身体に無理しない程度で、おすすめの勉強ルーティンです。
それで軌道に乗って、成績は段々とあがりました。

s学院だと、定期的に模試があるのですが、
85→87→98→105(125点満点)と確実に点数が上がっていきました。

▪️学科試験直前

試験直前期の勉強は、ひたすら過去問、各学校が出している問題集を解きまくってました。そこで間違えたり、あやふやな部分があれば、
その部分の単元に戻って、その単元の部分の問題集をひたすら解いていきました。
何か振り返るようの問題集があるととても勉強が捗ります。
自分はS学院の問題集を振り返る用として利用していて、何度も繰り返しときました。


◾️結果

学科試験の結果は、

R3年度 一級建築士学科試験の自己採点

余裕を持っての合格!
計画が、10点で足切りと、難しいと言われている中、17点と高得点。
他の教科も満遍なく得点できてますね。


この頃は、学科で落ちるかも、みたいなネガティブな気持ちは一切なく、受かって当然のように思っていました。

また、次の製図にすすめることができて、少し浮かれていたような感じだったと思います。
しかも当然のように、ストレートで合格だ!
と意気込んでいました。

ここから長い戦いが始まるとも知らずに、、、。

◾️まとめ

学科試験は製図試験と違って、本当に努力がそのまま合格に直結します。努力量が全てと言っても過言じゃないです。
今勉強している人がいたら、努力は裏切らないと言い聞かせて、頑張ってほしいと思います。


さて、次は、激動の製図編!



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