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1兆ドルコーチ (要約)

(目的)
コーチとしての在り方の確立

〈重要部分抽出〉
・自分は大事にされているとクライアントに実感させる
・「信頼」とは、彼らに自由に仕事に取り組ませ、決定を下させること
・クライアントは何を考え、感じているのか?彼らが最高の自分になれるように手助けするには?
・コーチ=絵に的確に筆を入れようとする画家
・マネージャーの最優先課題は、「部下の幸せと成功」
・会議前のアイスブレイクでは、仕事と関係のない話を→ビルは一人一人に週末に何をしたのか尋ねていた。意図:最初から楽しんでミーティングに参加してもらえるように!
・楽しい職場環境は高いパフォーマンスとの相関関係がある
・1on1よりもミーティングがメンバーの積極的な関与を促すのに最適の場
・会議の結論は、意見の一致(コンセンサス)ではなく、最適解を得ること
→合意したのなら、くよくよ結論の不満を言わない→チームの成功に尽力
・間違ってもいいから、とにかく動け→迷っている時間が一番のリスク
・高い報酬=愛と敬意の現れ
・信頼とは「約束を守る事」「誠意」「率直さ」「思慮深さ」
・信頼を気づいた上での議論なら議論中にぶつかったとしても、感情的なしこりは少ない
・リーダーにふさわしい人とは、好奇心旺盛で新しい事を学ぶ意欲に溢れた人物である
・コーチングの大前提=クライアントがコーチされることを受け入れる姿勢があるかどうか
・人はアドバイスを求める時、ただ認めてほしい
・本当の組織貢献とは、たとえ自分の立場を脅かされたとしても、チームにとって最善のことを臆さずに主張することだ。
・本当の実行家とは、「知性」「勤勉」「誠実」「グリット」を持つ人物だ
・誰の手柄になるのかを気にしなければ、とてつもないことを成し遂げられる
・MTGは雑談や個人的な話から始める
・本当の愛をもって繋がるには、プライベートと仕事を分けない
・内向的な人は練習をする
・言葉より行動
・優秀な人が集うコミュニティほどコーチが必要
・問題そのものよりもまずはチームについて考えた


〈気づき〉
・伝える≠理解してもうらう
・上での話し合いだけでなく、現場をみる大切さex)会社にとってプロダクトを作っているのも売っているのも現場の人間
・コーチングの場合、プロダクト=私
・すべき事を指図するな→なぜそれをやるべきなのかを物語れ
・敗北している時は大義に向き合え

〈to do〉
お客様としてではなく、”人”として向き合う姿勢をとる


感想文

ビルというコーチは、組織の大小は関係なく、自分が属する組織へは最大限の愛を持って、接していることが印象的だった。特に、ビルがプライベートでコーチをしている少年フットボールチームの練習での出来事である。練習中にある人物から電話の着信があったそうだ。その時に、チームメンバーを集め、着信の主をそのフットボールのチームメンバー全員に見せた。画面には「スティーブ・ジョブズ
この世界を動かす人物からの電話よりも、今は目の前にある少年たちの時間を優先したのだ。ビルは本当に少年たちに誠実に向き合っていることを言葉を発さずに証明したのだ。このビルの行動に奮い立たない人はいない。
そのチームは言わずもがな、強豪になったそうだ。

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