自分の大切な人の心をひどく傷つけたくなった日々
自分の大切な人の心を、ただひたすらに
傷つけたくなる衝動にかられる時がある。
体に傷をつけるんじゃない。
心に、深い、深い傷をつけたくなる時がある。
こわいでしょ
人の心って一度深く傷ついてしまうと治りません。
浅い傷がいくつもついてしまったら、治すのに時間がかかります。
絆創膏を貼ることはできても、
綺麗にツルツルにすることはできません。
そのことを私は知っている。
人の心を深く傷つけることがどんなことなのか、
そうするとどうなるのか知っているから
私は全てを失いたくて
大切な人の心を不必要に深く、深く傷つけたくなる瞬間があるのかもしれない。
どこかで見たお話。
自ら命を断つ前の人は、
もしかしたら自分の大切なものを少しずつ
何度も、さまざまな形で壊すことで、
己を何度も何度も殺しているのかもしれない。
ああ、
もしかしたら私はそういうことだったのかな。
最近は滅多になくなった
「大切な人を深く傷つけたくなる感情」
壊しても、壊しても、
なくならない心と、感情と。
これからも私たちは付き合っていかなければならない。
こういうことに気がついてしまった人達には、
誰が隣にいてくれるのかな。
隣にいてくれる人、みんなにいるのかな。
きっとみんなあったかい人で
人の気持ちをわかろうとする人で
わかりたいと願ってる人で、
人の苦しみを想像することができる人で
自分に1番優しくない人
そんなみんなに
いつか。
2024.7.21
誰かを深く傷つけたくなった。
ではなく
大切な人を、だと気がついたので変えました。
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