板橋区中央図書館 無事に終了
ちょっと夏バテしていました。いや、秋バテというのでしょうか。
今年は9月に入っても猛暑でしたね。
さて、報告です。昨年の講演会に続いてリクエストいただき9月8日に昨年と同じホールで講演とワークショップを行いました。去年に続いて今年もということになったのですが、あれがいい、これがいいという話になって、講演とワークショップをやってみようかという試みになったものです。
前半は、今まで翻訳した書籍のポイントや、しつこいと言われても語りたくなるビアトリクス・ポター、ピーターラビットのトリビアな話、そして『グレッグのダメ日記』のジェフ・キニーさんなどについてをすごいスピードでお話しし、翻訳ワークショップに突入しました。課題は Miss Moppet です。日本語のタイトルだと『モペットちゃん』ですね。いたずらっ子のネズミとこねこのモペットちゃんが繰り広げるかわいらしいお話です。実は、博物館などで展示されている蛇腹型の原書を持っていて、参加された皆さんにお見せしました。
お話の中で、皆さんに、自分が読んだ児童書を教えてくださいという質問を出しました。どれがいい、これがいいと色々と私も学びになりました。でも、そのことを聞いたのは、この質問でどれくらいその人が本を読んでいるのかわかり、子供の本についてどう読み取っているのかなというのがわかるからでした。ほかの人の話を聞くと読みたい本が見つかり、自分の肥やしになると思う人はメモを取ると思うんですよね。
ワークショップは、原文を読んできた人や、そうでない人も辞書を貸出して取り組んでもらいました。そのほかにも本や絵を読み取る方法もちょっとだけお話ししました。
お越しいただいたみなさん、会場などの設営など細かい準備をしてくださったみなさん、ありがとうございました!