中井はるの

子どもの本の仕事 ベアトリクス・ポター協会会員(英国) penクラブ会員(子どもの本の…

中井はるの

子どもの本の仕事 ベアトリクス・ポター協会会員(英国) penクラブ会員(子どもの本の委員会委員)JBBY会員 イギリスを知る会会員 英国王室研究 英国史 料理(近茶流、西洋料理一般、お菓子作り、中華料理など)ブリテッシュベイクオフの大ファン 裏千家

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『子どもを守る言葉「同意」って何?』記事情報

だいぶ前に、二村さんが司会をされたオンラインを拝見したことがある。 その二村さんから編集にご連絡が来ました。 この本の力を伝えたい、と。 昨年、二村さんはこの本を大切に、一人一人に伝えてくださったそうです。 私もこの本の力を信じていて、日本で暮らす一人一人に手に取ってもらいたいし、読んでもらいたいと思ってきました。 編集者とともに多くの人にヒアリングして作り上げた本。 このような記事が出たのでお知らせ。 大阪・13坪の“街の本屋” 本の力を信じ、声をあげ続ける #子ど

    • 台湾の紅茶 

      木谷朋子さんというお友達が主催するお茶旅講座に行ってきました。 今回は、父親の母国(台湾)の紅茶がテーマでした。 烏龍茶など飲んではいますが、紅茶がテーマ? そう思いながら、このところ仕事で詰め詰めだったので気を晴らすためにもオンラインではなく行くことにしました。 講師は、川谷真佐枝さんという重鎮の方で、お人柄もすてきな方でした。 台湾のお茶自体の栽培は、1796年から1820年ぐらいの間(日本は江戸時代中期から後期)福建省武夷山から台湾北部に苗が渡ったとされていて、それ

      • 今日のような日には『海のこびとと霧のおばけ』

        急に温度が下がり寒くなりました。 私も毛布を出して寝たくらい。 そして夜からずっと雨が降り、朝はうっすらと霧がかかっていました。 そんな日は、幼年向けのファンタジーはいかがでしょう? 小さな海のこびとたちが、霧のおばけと出会うお話です。 海のゴミを利用して上手に暮らしていたこびとたちの島に、どんよりとした霧が押し寄せたのです。視界が悪いのでこびとたちは普段通りの生活ができなくなって困ってしまうのですが……。 サリー・ガードナーは難読症から作家になられた方です。すばらしい作

        • 『ホワイトバード』 原作 映画は12月公開

          『ワンダー』『もうひとつのワンダー』のスピンオフ、 『ホワイトバード』が原作となった映画が12月公開となりました。 いじめっこのジュリアンが、転校後におばあちゃんから戦争体験を聞くお話ですが、原作がもう何度も涙しました。映画を見たらきっと泣いてしまうだろう。 おりしも、このような時期にという気持ちでいっぱい。 世界中の紛争、戦争が一刻も早く終わりますように。 映画のサイトはこちらになります。  https://whitebird-movie.jp

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        『子どもを守る言葉「同意」って何?』記事情報

          久しぶりに鳥飼久美子先生

          愛知県立大学地域連携センターによる公開講座を視聴しました。 スペイン語の吉田さんがFBに告知されていて、これはぜひ聞きたいと思って急いで申し込んだものです。 憧れの存在だったので、うっとりしながら聞いていました。 なんて明快かつ整然とお話をされるのだろう。 まとめる力も素晴らしいし、分析力も素晴らしい。 ことごとく講演を聞いていて納得が行きました。 時間の使い方も完璧じゃないかしら。 鳥飼久美子先生にはテレビやラジオの講座を聞いていたのですが、一度も学んだことはありません

          久しぶりに鳥飼久美子先生

          板橋区中央図書館 無事に終了

           ちょっと夏バテしていました。いや、秋バテというのでしょうか。  今年は9月に入っても猛暑でしたね。  さて、報告です。昨年の講演会に続いてリクエストいただき9月8日に昨年と同じホールで講演とワークショップを行いました。去年に続いて今年もということになったのですが、あれがいい、これがいいという話になって、講演とワークショップをやってみようかという試みになったものです。  前半は、今まで翻訳した書籍のポイントや、しつこいと言われても語りたくなるビアトリクス・ポター、ピータ

          板橋区中央図書館 無事に終了

          板橋区立いたばしボローニャ絵本館9月8日

          申し込み当日初日のうちに満席になったそうです。 期待に応えるようにがんばります。

          板橋区立いたばしボローニャ絵本館9月8日

          ストーンヘンジと 青い月

          昔は人参がオレンジじゃなかった話や、ストーンヘンジの石が船で運ばれてきた話をしてきましたが、今日は、色の青とストーンヘンジの話をしましょう。 ふとしたことでストーンヘンジの記事を見かけました。 日本ではないですがイギリスで夜8時ぐらいからストーンヘンジ付近で珍しい青い月が見られるとのこと。 NASAによれば2037年まで再び同様の月は見られないということです。 神秘的な青い月とストーンヘンジ。見られる人がうらやましいですね。 こればかりはドラえもんのどこでもドアが実現し

          ストーンヘンジと 青い月

          もともと人参はオレンジ色じゃなかった! 

          料理の世界に足をつっこんでいたので、野菜類の記事を見ると読んでしまいます。 料理の世界にいた当時、先生方がよく使うのは「彩りのために人参を」「緑黄色野菜の人参の」という枕詞。そんな人参ですが、キューガーデンの記事を見てびっくりしました。 もともと、人参はオレンジ色系ではなかったのです。 1000年以上も前、古代ペルシャの時代になってようやく今のオレンジ色になっったそうです。それは17世紀のことで、そもそも紫や黄色をしていたそうです。 さらに…ニンジンを食べると暗闇でも目

          もともと人参はオレンジ色じゃなかった! 

          ストーンヘンジの石

          なんと、ニュースチェックしていたらストーンヘンジの石についてのニュース。 この間は夏至の数日前にいたずらをされて騒ぎになったストーンヘンジ。 今日のニュースはネーチャー誌にストーンヘンジの石はスコットランドから運ばれたとする学説が発表されました。 ウェールズではなく、スコットランドから海上輸送されたのではという説です。おもしろい。 ちなみにこの地は「メリダとおそろしの森」の舞台でもあるんですよ。 また行きたいなあ。

          ストーンヘンジの石

          注目の雑誌 「クーヨン」2024年9月

          お仕事でお手伝いしたものの雑誌掲載のご報告です。 先日お手伝いした韓国語の案件。 子どもの本の学校で6月に行われた長谷川義史さん、ペク・ヒナさんの対談が載っています。実際に参加してとても面白く内容がすごく充実していました。 参加された方はきっと大満足だったと思います。 作品作りに関するおふたりの姿勢や考え方、発想方法などちょっと他では聞けないことばかりでしたね。また、最新の『ゆめのごちそう』と『ナガノさん』。それぞれの才能が爆発している作品です。ペクさんの『ゆめのごちそう』

          注目の雑誌 「クーヨン」2024年9月

          ラジオミックス京都で「ビアトリクス・ポター物語」が紹介

          ラジオミックス京都で、番組「絵本だいすき!~えほんのソムリエ~」で 諸岡氏が 3ページ 「本に夢中になる」4ぺージ 「ペットや植物」を朗読して 紹介してくださるそうです。 http://radiomix.kyoto/page-30004/ > > 放送日 本放送 8月 8日(木)午後1時~ > > 再放送 8月10日(土)午前 8時30分~ > > 11日(日)午前10時30分~、午後3時~

          ラジオミックス京都で「ビアトリクス・ポター物語」が紹介

          7月21日高木須惠子さんと子どもの本のお話

          8月になってしまい、報告を書こう、書こうと思いながら戻ってきてから連日の酷暑にばてていました。これではいけないと、追いこんでいた仕事をやっつけてようやくnoteに向かっています。 きんだあぎゃらりいでは、7月7日から21日まで『ビアトリクス・ポター物語ピーターラビットと自然を守った人』のパネル(一部を英語と日本語で比較できるようにしていました。)展と私が翻訳した絵本や読み物の販売、そしてアンティーク類の販売を行いました。 ざっとどんなイベントをしていたかというと……

          7月21日高木須惠子さんと子どもの本のお話

          7月14日オンライン

          オンラインの報告も後ほど写真を追加しますが、 15時からのオンラインでは、次のようなことに触れました。 V&Aで2022年に始まった「自然に魅せられて」というビアトリクス・ポター展が、ニューヨークのモルガン・ライブラリー&ミュージアムで行われていました。2024年6月9日が最終日で、6月3日から毎日通っていたので取材の報告、展示の特徴について (V&Aと比較する話も少し) ビアトリクス・ポターの祖父母の家 カムフィールドの訪問について ビアトリクスの絵手紙を翻訳して朗読

          7月14日オンライン

          7月7日ー21日(2024年)京都の絵本屋での展示

          おはようございます。早く報告を書かねばと思いながら、1週間があっというまに過ぎました。 きんだあらんどの1階にあるぎゃらりいでの展示、本やアンティーク、カードなどの販売が無事に終わりました。 一部の商品はまだ販売(オンラインで出ているもの、電話でのお問い合わせできるものがあります)は残っています。 *キャラクターの陶器(イギリス製です) *書籍も一部残っています 今回はものすごく京都のみなさんに歓迎していただき、助けていただきました。

          7月7日ー21日(2024年)京都の絵本屋での展示

          教文館に行ってみたら・・・

          昨日、#みやこしあきこ さんのギャラリー展があるというので、京都の展示準備がいっしゅんひと段落したので、上の階のナルニア国で書籍探しと、4階のピーターラビットのコーナーに行ってみました。 するとどうでしょう。なにも知らずに行ってみたら #ビアトリクスポター物語ピーターラビットと自然を守った人 #化学同人 が! ということで許諾をとって撮影してきました。 展示をされている店員さんに熱くポター愛を語り、お礼を伝えました。 福音館書店と教文館、そしてエインカレムの繋がりに

          教文館に行ってみたら・・・