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在り方の、おはなし。


こんばんは。

不安定な天気が続くと、不安定な心理状態が続くというのはよくいったもので、私の心模様は連日土砂降りです。

そんな中でも、ちいさな幸せを見つけたり、自分の力で作り出したりしていると、ふと雲間から抜け出せるような気がして、そう信じて、私なりに日々を積み重ねているところです。効果があるようでしたら、ご報告させてくださいね。


そんな今日は、在り方のおはなしをしたいと思います。


みなさんは、幼少期の将来の夢を覚えていますでしょうか?


私はというと、幼稚園ではかわいいからという理由だけでお花屋さん。小中学校では、大好きな担任の先生に憧れて教師。高校では、現実を見て地方公務員と、夢を見てきました。

記憶力だけは一丁前で、幼少期の夢だけではなくこうして人生の全ての局面での夢を思い出せてしまう。あまり自慢できない能力が長けているということは、困ったものです。

そんなこんなで歩んできたわけですが、今はデザイナーという職業に就いています。デザイナーになるための大学では全くなかったので、自分でも不思議なのですが。最近は、なるべくしてなったのかな、とも思っています。



気が付けば、幼い頃からお花屋さん、教師、地方公務員と、' 何者かになることがちゃんとした大人になる ' ということだと信じて歩みを続けてきたな、と。

義務教育がそうさせてたのだと、大学時代のあらゆる経験と、多くの素敵な出逢いをもって気付くことができたのですが。



この世に生を受けて、この身体を存分に全うするのが生を受けた者の使命だとしたら、

' 何者かになりたい ではなく 自分がどう在りたいか '


私にとっては、これを優先して考えることが何よりも大切で、人生において大事な選択をするときの軸ともなっています。お恥ずかしいので、ここで公言するのはやめておきますが、今もそっとこころにしまっています。


在り方が決まれば自ずと、そのための仕事、生活、人間関係と考えることができます。

そう考えたときに、私はデザイナーという職業に就き、島での生活を選び、全く自分のことを知らない土地での出逢いを求めて今に至るというわけです。


もちろん思考が変化するのと同じで、在り方も変化します。いまのところ、いまのところの私はこう在りたいな、をこれからも大切に愛でていきたい所存です。



在り方は、人生の道しるべになると同時に、転んだときに立ち上がるためのエネルギーでもある。

そう、信じて。




それでは、また。


08/19/2021 (thu.)

chiho.




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