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マッチングアプリのTinderがネイルサロンをオープンした深い理由

若い世代を中心に、いやもうその上の世代も含めて
すっかり「出会い」のチャネルとして定着した感のある
マッチングアプリですが、マッチングアプリの
世界的第一人者(?)とも言えるTinderがロンドンで
ネイルサロンをオープンしたようです。


これは、新規事業とかではなく、
DV被害者のためのNPOとコラボの
ポップアップのイベントみたいなものらしいのです。

独身女性の57%がネイルサロンでは
デートなどについて話すというインサイトから
ネイルをしながら、
安心なデートのための知恵みたいなものを
話せるポップアップイベントだそうです。

私は男でネイルサロンに行ったことなどないので
実際に女性の方がネイルサロンでどういう会話をしているかは
わからないのですが、確かに美容院なんかでも
美容師と色々な話をすることってあるよな〜と思い、
いいインサイトの発見だなぁ〜と思いました。

マッチングアプリがここまで普及すると
たくさんの出会いを生み出していると思います。
出会いが多く生まれれば、生まれるほど
特に女性は危ない目に遭うリスクも多く、
より出会えるマッチングアプリから、
より安全なマッチングアプリというのが
新しい価値になると思います。

そして「全く知らない人と2人で会うのが怖い」
という理由でマッチングアプリを避けてきた
ターゲットもいるでしょう。

でもこういう取り組みをすることで、
「Tinderならアリかもしれない」と
選んでもらう、使ってもらう機会を創出できるのです。

昔はマッチングアプリ自体が「新鮮な市場」でしたが
今は「成熟した市場」です。

差別化できる価値が「出会える」から「安全」に
変わる。この価値転換にいち早く
気がついた事業者から生き残っていくのかなぁ〜と思います。

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