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マーケティング予算を「投機」ではなく「投資」にするために重要な思考法について

「トランプトレード」なんて
世界的に株価の上げ下げで大騒ぎですね。
私はお金ないので、なんも問題ございません(笑)

それはともかく、「投資」と「投機」がごっちゃになってない?
と感じることが多くて、
確かにものすごく下がってショックですが、
問題は「どこで利確するか」だと思うんですよね。

それがすごく短期的だと「投機」ですし、
ここのポイントで利確できればいいと待れば「投資」
なんじゃないかと。

って、このメルマガは金融リテラシーのメルマガではないので、
マーケティングの話をするのですが、
本来マーケティングってなんのためにするのか、というと
ある種の「事業投資」です。決してギャンブルではありません。

ギャンブルではなく、投資だからこそ
運任せではなく、しっかりリサーチしたり戦略を組み立てますし、
効果検証もします。
その点で「事業投資」活動してなければいけません。

投資である以上、重要なのは「利回り」です。
1億円のマーケティング予算使ったら、
一般的な利回りだと
例えば5%〜10%の利回りをもたらす
成果の定義をして、測定しないといけないわけです。

短期的な獲得系マーケティングと、
ブランド資産を積み上げるブランドマーケティングは
何が違うかというと
「利確するタイミングが違う」ってことなんだと思っています。

獲得系のパフォーマンス重視のマーケッターは
「ブランディングなんて無駄だ」って人がいます。
でもこれってすごくP/L脳すぎます。

毎年、1億かけて、数%の利回りを期待することを繰り返していく。
でもブランド価値を積み上げるって無形資産の積み上げなので、
最初は採算合わなくても5年、10年で
「広告費をかけなくても客がやってくるブランド」を持てば、
そこから先はリターンが見合ってきます。

この感覚って、P/L脳ではなくて、B/S脳で
マーケティングを考えないと
「ブランディングはムダだ」って発言になります。

(ここで「P/Lやら、B/Sやらマーケティングに関係ないだろー」って
もし思ってたら、マジでやばいですよ!一緒に勉強していきましょう)

しばしば、獲得系マーケティングと
ブランドマーケティングって対立して見えますが、
実は一緒で「どこで利確するんだっけ?」の違いでしかないかなぁ〜と。
それはマーケッターや経営者のビジョンややりたいビジネスで決まるのかなぁと。
(外食ビジネスやるのに、流行りの店をやりたいのか、
100年続く老舗を目指したいのか、みたいな議論ですね)

ルイ・ヴィトンはCMを打たなくてもお客さんが来ますし、
根強い顧客がいます。
ルイ・ヴィトンは一般的なアパレルと違って、
店頭でセールをやりません。
もちろんヴィトンでも在庫は残るでしょう。セールで捌けば短期的には利益になります。
でもやりません。
一見、非合理的な選択ですが、それが顧客からの信頼というブランド資産に繋がり、「集客しなくても、客が買いに来る」ブランド価値という資産を生んでるのです。
ものすごく長い利確ポイントを見据えてるからこそ、最強のブランドになったのです。

昔、ある大手ブランドのマーケッターの方から
「ブランディングに予算を投じてるが、ブランドをどうやったら科学できるのか」
と相談を受けたことがありました。
そのヒントは、ファイナンスを学ぶことなのかもしれない。
そう思っています。


こういう小さな取り組みで、色々試行錯誤のサイクルを細かく早く回す。
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