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タワレコが実は復活している!? 店舗・ショールームの効果的な活用のヒントについて

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タワレコこと、Tower Recordsって行ったことありますか?
私は音楽が大好きで、大学生の頃は毎週のようにタワレコに行って
何が流行ってるのかを確認する情報ステーションのような場所でした。
90〜00年代の若者にとって、CD屋とは単に物販の場所じゃなくて、
トレンドの情報発信地だったように思います。

しかし、音楽の聴き方が、
CDからストリーミング配信の流れになって、
HMVや、ヴァージンレコードなどCD屋は相次いで撤退。
タワレコも風前の灯・・・かと思いきや、
ここ2〜3年で業績が急上昇してるらしいのです。

いったいタワレコに何がおきたのか?
それは最新のCDを売る場所から、
「推し活」など「何かを応援する人をサポートする場所」に
店舗を変えて、急速に業績が変わったらしいです。

高橋タワレコCOOによれば
「高い熱量の場所を作れば、来てくれる。
ロックなどコアな音楽ファンなスタッフには
アイドルの売り場を増やすことに抵抗を感じる人もいましたが、
応援する対象違くても、同じ「ファン」です。
その気持ちに違いはないからそこを応援する場所を作った」

というのです。
フロアの設計も
ライブハウスや、推し活フロア、
さらに上層階にはクラシック階など
それぞれが自分の応援したいものを
満足いくまで体験できる場づくりに
リニューアルしたそうです。

昨日の極悪女王で「熱量」の大切さを偉そうに話しましたが、タワレコも「コアなロックファン」という従来の顧客層から、「推し活にはげむ20代女性と、こだわり派の50代男性」にターゲットを絞り込み、彼らの熱量を最大化するフロアづくりをした結果、業績まで変わったそうなのです。(ある意味、ポジションをしっかり取った明確な例ですね)

アイドルのフロアができると、
古参のロックファンからは「タワレコふざけんな」って
なるリスクはあったかもしれません。
でもタワレコはそこで本質的な自分達の「場の価値」を
「好きな音楽などを応援する人の気持ちに応える場所」と
少しだけ引いて考えたら、音楽ジャンルでフロアを作るのではなく。
「アイドルファンだって、マニアックなパンクバンドだって
応援したい対象への熱い気持ちは一緒だ」と
思いやれたところから、フロアの設計が決まっていったところが
勝ち筋だったのかなぁと。

これは、店舗やショールームを持つ
ビジネスの企業にとって非常に参考になります。

従来の店舗やショールームは
「情報を取りに行く場」でした。

でも情報はインターネットある程度得られます。

そうなるとリアルな店やショールームは
「何かしらの熱量を感じる場」です。
その熱量は
「誰の」=WHO
「どんな」=What
気持ちに応えるのか、というのを
明確に定義できるか、がポイントになります。

そこをしっかり定義して、言語化して
目的をはっきりしたリアルなタッチポイントこそ
成功するのではないか、ということを
タワレコの思いっきった姿に学べます。

その切り口の一歩目、どう作ればいいのか?
え?私に相談してください(笑)

ということで、そんなノウハウをちょっとだけ学べる
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