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AIを使って「実際の人に仕事を依頼する」練習法 ~基礎編~

世の中はAIバブルといっても過言じゃないほど
AIに関するニュースや、進歩がすごいですが、
みなさんは仕事などでAIは活用されていますか?

私は仕事柄(?)、非常によく活用しておりますが、
「仕事でAIを使う機会がない」
「会社のセキュリティが厳しくてAIを使えない」
そんなこともあるのではないでしょうか?

でも、これからの時代、AIを全く触らない、というのは
先々を考えるともったいないのではないかと思うのです。

そこで、「どんな人でも役立つAIの使い方」として
AIで「人に仕事を依頼する」練習をご紹介します。
(いったんAIはChat-GPTを使うことを想定しますが、
Geminiでも、Claudeでもいいです)

まずAIに何かをやってもらうのに、
指示を出す必要があります。
これを「プロンプト」と言い、
いかに的確なプロンプトを入れられるか、で
AIが返してくれる答えの精度は大きく変わってきます。

例えば、金曜夜に美味しい食事ができる店を探したいとします。
多くの方はこのように入れます


プロンプトその1「華金の夜に美味しいお店教えて」


そしたら以下が返ってきました。


わりと一般的な会食っぽい店を紹介


久兵衛とか木曜に予約できませんよね?
予算もちょっと特別な日向けです。
適切ではありません。

ここでやらないといけないのは
AIにもっと学習できる前提となる情報を与えないといけません。

そこで


プロンプトその2:会食目的と料理ジャンルと、ロケーションを指定


そしたら

どちらかというと渋谷の宴会できそうな店が出てきた・・・


うーん、鳥貴族とか会食では使わないよなぁ〜と。
もう少し情報を増やしましょう。

プロンプトその3:まずAIに「あなたは●●です」という設定は大事。そして、予算やオーダーを具体的に。そして苦手な食べ物も入れてみましたw


そしたらだいぶ精度が上がってきました


魚が苦手な社長も喜びそうな会食向けの少し高級なお店がずらり。

このように、AIといえど抽象的で曖昧な指示では
期待通りの答えは返ってきません。

依頼したい人に
・前提
・希望条件を具体的に
・制約条件も

きちんと出さなければ返ってこないのです。
これって、AIに限らず人間に仕事を依頼するときと同じですよね?

人間は、人によって差がありますし、
ニュアンスとかが伝わります。

少ない曖昧な情報でも、自分で考えてある程度の答えを導き出せる人もいればかなり細かく言わないと、ある程度のレベルのアウトプットが出ない人もいます。

なので、私はその人によって指示の出し方をすごく変えてます。
これを日々の仕事で人間にやると嫌われます(笑)

だからAIで「どういう指示をしたら、自分の期待通りの答えを戻してもらえるか」で「指示の出し方」トレーニングに役立つのではないでしょうか?


こういう小さな取り組みで、色々試行錯誤のサイクルを細かく早く回す。
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