チラシ配りひとつでわかる「仕事」と「作業」の違い
先日、出張で弊社グループのクリニックが鈴鹿のイオンモールに入っていて、イオンでの健康フェアイベントに参加しました。
(クリニックの認知向上のためのマーケティング仕事です)
と言っても、予算があるわけではないので
会場への呼び込みとかで、モール内を歩いている人に
声がけして、チラシを配って入ってもらう、という手作りな感じなのですが、
なんかやってて、新卒でアパレル会社で働いてた時を思い出しちゃいました。
というのも、新卒で私は「23区」という
ウィメンズブランドの百貨店担当営業に配属されたのですが
よく催事の仕事をしていたからです。
(デパートの上層階の催事場でよくやってる
「オンワードセール」みたいなやつです。)
この催事は、基本各ブランドの担当営業が
会場の設営、商品の陳列、販売員の手配(バイト)、
当日の呼び込み、そして商品と会場の撤収まで
やるのですが、私この仕事本当に嫌いでした(笑)
で、当時私は新卒で一番下っ端だったので、
エレベーターでみんなが上がってくるところで
「オンワードセールやってまーす」
ってチラシを配るという。。。
まぁ淡々とチラシを配るのですが、
新卒の時から「なんか余計なことをいつも考える」タチなので
どうしたらチラシを受け取ってもらえる率が上がるだろうか?
と考えたのです。
試行錯誤した結果、
「腰を折って、お客さんよりやや低い目線から、こんにちわと目を見ながら声をかける」
(私180cmあるので、どうしても上から声かけてるように見えてしまう)
「その後、お客さんの右手に向かってチラシを下から救い上げるように渡す」
と、チラシを手に取る確率が高い!ということがわかりました。
その昔取った杵柄的な感じで、久々に今回もチラシ渡し頑張りました。
途中でクリニックの受付スタッフが休憩時間に見に来てくれて
「社長がチラシ配ってるし、なんか慣れてる感あるし(笑)」って笑われましたが(笑)。
新卒とは言え、エレベーターの前でチラシ配りとか単純作業に見えて、
いくらでも相手を観察して、工夫することでパフォーマンスは変えられます。
何も考えず、淡々と機械的にチラシを配ってたら、それは「作業」ですが、
どうやったらチラシを受け取ってもらえるだろうか、と工夫し続けるのは「仕事」です。
この仕事で大事なのは、
・お客様のダイレクトな反応を「観察」し
・こうしたら良くなるのではないかという「仮説」を持ち
・実際に試してみる「実行」する
・そして反応を見て「検証〜改善」する。
たとえチラシ配りひとつでもできるのです。
これって何か?
そうです「テストマーケティング」です。
ということで(この話の導線うざいなー笑)
「効果が出るテストマーケティングのやり方」についての
ウェビナーやります。
【タイトル】
新商品 × 新ターゲット= 不確実? リスクを最小化するテストマーケティングとは
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【場所】オンライン
【参加費】無料
【主催】ワン・ゼロ・セブン・デザイン株式会社
<このウェビナーはこんな方におすすめ>
・従来のやり方と勝手が違う新商品・新サービスのマーケティング手法に悩んでいる
・既存顧客層と違う新しいターゲット層(若年層やZ世代など)への
効果的なアプローチ方法を模索している
・残予算を効果的に使う方法を検討したい
・リサーチに予算を投下しているが、効果がいまいち感じられてない
など